2020.10.15 ON AIR

新潟の匠に学ぶ~工場見学ドライブ

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#その他 #加茂市
新潟の匠に学ぶ~工場見学ドライブ

今週は、新潟の匠に学ぶ・工場見学です!
お邪魔しましたのは、加茂市の「大湊文吉商店」です。

ご案内は、大湊社長ご本人!

「全国で屏風作ってるところっていくつあると思います?」
「え?見当もつかないすね。」
「実は全国で2件しかなくて、どちらも加茂なんですよ。」
「「「え~~~~~!」」」

いきなり一同騒然!ww
加茂って言えば、「桐たんす」が有名ですが、屏風も凄いんすね!

「もともと加茂は、建具の職人さんがいて、そこから箪笥や屏風が派生したんじゃないかな?」

へ~、知らんかった!
先ほど社長がおっしゃったとおり、なにせ日本に二軒しかない屏風メーカーですから、各方面からひっぱりだこ!
海外から視察団は来るわ、いろんなトコとコラボするわで凄いことになってるらしい。
スパイダーマン、ドラえもん、ウルトラマンとのコラボ屏風なんかはカッコイイの一語!
果ては、海外有名高級ブランドの屏風なんてのもある!ww
すごいぞ!加茂の屏風!

ウルトラマンの金屏風。
こっちが伝統の屏風ね。

では、工場見学させていただきましょう!
大湊文吉商店では、部品から全部自社制作。
さまざまな木材加工機械が運用されていますが、核心部分は職人の手作業!

工場内部。

「この工場長がいないと、仕事辞めなきゃいけない。」

と社長に言わしめる工場長は、まさに凄腕職人!
この後我々が挑戦する「組子」の部品を作っています。

組子の商品。

組子は、接着剤を使わずに組み立てるため、実に繊細な部品の製造が求められます。
それこそ10分の1mmの狂いも許されない作業になります。
それを専門のカンナを使って、手作業でやってしまうのだ!

「この作業できるのは、工場長だけ。」

ってことは・・・日本有数の腕を持つってことだよね?

では、工場長が作った材料で「組子」のコースターを作ってみましょう!
まずは外側の枠になる部分を組み合わせます。
スポっとはまるのが気持ちいいね!

組子やってみよう!

んで、枠の中の三角形に、どんな部品を組み込むかで全体の模様が決まってきます。
この作業が一番難しい!
こまか~い部品の角度を合わせて、枠の中に固定していきます。
なにせ接着剤不使用ですから、しっかり組まないとね!

この材料を作るのが大変!

これがまた・・・気持ちよくはまるのよ!!ww
さすが工場長が作った部品です!
コンマ数ミリの角度の違いで、こうもぴったりとはハマらない!

「いや~、楽しいっすね!」
「気持ちいい!」

この体験は、大人がハマるよ!

完成!隙間が全然ない!

定期的に体験イベントもやっているそうなので、みなさんも挑戦してみては?

あざした!
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THIS WEEK'S DRIVE POINT

今週のドライブポイント

DRIVE POINT 01

大湊文吉商店

加茂市秋房1-26