今週は5月30日(日)に行われる「八海山の火渡り祭り」をご紹介っす。?時期が違うんでね~の?って方は結構物知り。実は八海山の登山口は3か所あって、よく秋になると報道されてるのが「大崎口の火渡り」なのね。んで、今回ご紹介するのは「大倉口の火渡り」でございます。まぁ、今回は事前取材ってことで、実際に火は渡らないんだけど、一般の方も当日参加出来るので参考にしてみてください。
会場は後ほど雰囲気を見に行くとして、まずは「八海山社務所」に行って情報収集です。関越道・大和スマートICから約10分です。お話をお聞きしたのは実行委員長の上村さんと神主の上村さん。以下紛らわしいので、委員長・神主さんと呼ばせてもらいます(笑)。
大倉口の火渡りが始まったのは、今から約30余年前。八海山の行者さんが中心となってはじまった神聖な神事なのであります。五穀豊穣・家内安全・健康祈願・安産祈願etc.真剣に願えば何でも叶うという霊験あらたかさなのです。委員長も、
「わたしなんかは商売やってるんでね・・・ガハハ。」
結構な御利益があった様子。うらやましい限りであります。もっとも、あわや火傷覚悟で火を素足で渡るんだから、ある程度の御利益は期待したくなっちゃうよね。
会場は社務所から200m程のトコにあるテニスコート2面分くらいのスペース。八海山大神の碑も建っているのですぐ分かると思います。んで、この会場の中心にマキみたいな木を積み上げ、その上から杉の葉をたっぷり盛ります。そこに火をつけて、炭になるまで十分に焼くのですと。
んで、炭の山を行者さんがならして2本の道を作ります。そこをいよいよ裸足になってみなさん渡るわけですよ。熱くないんかね神主さん?
「熱くないですよ。ただ、女性の方にもお願いしてるんですが、靴下やストッキングは脱いでもらうようにしています。」
靴下やストッキングが融ける時点で、かなりのお熱をお持ちあそばしてるのではないのかい?まぁ、心頭滅却すればの精神なんでしょうな~。
昨年の写真を拝見する分には、当日かなりの数の人が参加しているみたい。女性や子供の参加者も結構いますよ。我々が心配する程厳しいものじゃないのかもしれない・・・。ただ!あくまで神聖な神事なので、冷やかしや遊び半分で参加するのはやめていただきたい。真剣に叶えたい願い事があるからこそ、心頭滅却の精神で灼熱の火の上を渡れるのであります!家内安全を祈願して、お父さん代表でチャレンジしてみてはどうかしら??
さて、この「大倉口の火渡り」なんですが、行事自体は午前中でほぼ終了。さ~てこの後どうしようか?って話なんだけど、委員長にお勧めスポットをご紹介いただきました。
火渡り会場の駐車場になってるトコに案内看板出てるんですけど「大倉の森」っていう自然公園があるのです。ゆっくり散策して1時間程度の遊歩道も整備されてます。今の時期ですと、ブナの新緑が実に気持ちがいい!どうぞ思いっきり深呼吸してみてください。フィトンチット吸いまくりですよ!
森の中には水遊びも出来る渓流も流れてます。護岸されてるので、一見「魚なんているの?」って感じですが、ちゃんとヤマメが生息しているのですと。夏の水遊びにお子さん連れてきたらテンションあがるんでないっしょ~か。
遊び疲れて当然お腹も減るわけですが、そんな時はこちらへ!穴場中の穴場「丸山屋食堂」さん!先程の火渡り会場から200mくらい。
「まさかこんなトコを?!」
って道を進んでいくとあります(笑)。神社の参道の脇でひっそりこっそり営業中。あんまり宣伝する気がないような・・・。それもそのはず、こちらは女将さんが一人で切り盛りしてるんで、あんまり忙しくなっても逆に困るんですと。
丸山さんの自慢は何と言っても「山菜料理」と川魚。八海山麓で採れた地の山菜オンパレード!これ全部女将さんが採ってきたモノなんです!川魚も「深雪鱒」「ニジマス」おそらく時期になれば「ヤマメ」に「イワナ」と種類も増えてくるんでしょう。ズラリ並んだお料理にヤン気まチームもご満悦!
しかも値段が安いんさ!すべて単品なんだけど、だいたい一皿300円とか400円!もうちょっと値段上げてもいいんじゃね?ってこっちが心配するくらい。まぁ、そんな魅力も手伝って、お客さんのリピート率が激高らしい。そりゃまた来たくもなるよね!東京や九州にもファンがいるってのもうなずけるわ・・・。
そんなこんなで意外な穴場スポット発見ってな今回のドライブ。みなさんも是非時間作って行ってみてください!
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YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
八海山社務所に到着! | 左・上村委員長。右・上村神主さん。 |
こちらが火渡り祭り会場。 |
こんな感じで火を渡る・・・。 |
大倉の森のブナの森。空気が澄んでる。 | 水遊びも出来るぞ。 |
穴場中の穴場!「丸山屋食堂」 | 全て女将さんのお手製&地元の山の恵み。 |