夜の本成寺に到着! | いや~、やってるやってる! |
鬼たちの道具です。 |
けっこう重い! |
コレ、一番重い黄鬼のハンマー(?) | この歩様が独特。 |
こりゃ~、しんどいと思うわ。 |
みなさま、あざした!!! |
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今週は、節分に行われます、冬の新潟を代表する行事をご紹介します!
三条市の本成寺で、毎年2月3日に行われる「本成寺鬼踊り」ってご存知?毎年TVや新聞でも取り上げられていますよね。分からん!って方のために、以下簡単に説明いたします!
法華宗総本山本成寺の一大行事として行われる本成寺鬼踊りは、室町時代本成寺の僧兵と農民が力を合わせて盗賊を追い払ったという故事にならい、厄祓いの形で節分の豆まき行事として続けられています。
本成寺本堂の厳粛な空気の中に響きわたる鬼たちの叫び声と鋸・斧などの金物を持ち大暴れするその姿は迫力満点。 最後は鬼に豆を投げつけて退散させ、平和と安全を祈ります。
ちなみに鬼さんたちも、色ごとに意味があるのです。
○赤鬼…人間のすべての悪い心をあらわしています。(金棒を持っています)
○青鬼…貧相で欲深い心をあらわしています。(さすまたを持っています)
○黄鬼…愚痴や甘えの心をあらわしています。(両刃のこぎりを持っています)
○緑鬼…おごりたかぶりの心をあらわしています。(なぎなたを持っています)
○黒鬼…疑いの心をあらわしています。(斧を持っています)
○三途川婆…(そうずかば)強欲なねたみの心をあらわしています。
ただし、ここに書いたのが全てってわけじゃなく、鬼たちが持つ道具も若干違ったり、フォーメーションも舞台によって若干違うらしいです。
ご覧になったことある方はお分かりかと思いますが、本堂内に3つ舞台があるので、どこにいても割と近くで鬼踊りを見れますので、迫力満点ですよ!子供なんてワーギャーです!
我々は本番に行けないので、本番に向けて練習しているみなさんの見学に行ってまいりました!時刻は夜8時!いや~、寒いのなんのって、本堂の中は外より寒いんだから!(笑)
やっぱ床が板張りだからかな、足の裏からも冷気が吸収されるようです。そんな中、練習されてる方々は、みんな汗だく!相当な運動量です!
やはり演じるのが「鬼」ですから、歩き方も「鬼」じゃなければなりません!
「足は、こう・・・がにまた。肩幅くらいに足を開いて。」
副会長さんから、教わるんですが、実際にやってみと結構キツイ!
「本番では、衣装を着て、面を被って、武器を持ってやるわけですから、しっかり練習しないとダメなんですよ。」
そうだよね。お面を被った時点で、視界もかなり制限されるだろうし、舞台の上にのって踊るわけだから、落下の危険もあるしね。この歩様の練習だけで、みなさんたっぷり1時間くらいは費やしてたんじゃないかな。
その後、鳴り物やほら貝、口上の練習を交えての本格的な練習が始まりました。
まだ衣装をつけてないみなさんですが、これでもかなりの迫力!かっこいいっすわ!
本番までもう少し!もはや新潟を代表する節分行事になりました「本成寺の鬼踊り」
その舞台裏では、男たちの日々の鍛練があったわけであります!今年もあの大迫力を期待してよさそうですよ!!