17年5月25日 ONAIR
まずはVTRでお勉強! | こんげのが上がるんかい!? |
13組の法被! | レルヒさんの優勝旗! |
これが元綱! | 世界の凧も展示! |
和凧作るよ~! | めっちゃ飛ぶじゃん!! |
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今週は、6月1日から始まる「白根大凧合戦」の事前取材です!
まずは、新潟市南区にあります「しろね大凧と歴史の館」に向かいます!
こちらの施設には、白根大凧合戦について、その歴史・アイテムなどが展示されています。
ここに来れば、白根大凧合戦についての知識はひととおり学べます。
われわれも凧合戦の紹介VTRや、実物大の大凧を見学しておりましたら、待ち人あらわる!
白根大凧合戦事務局長の飯田さんです。
忙しい中、わざわざ時間作っていただきまして恐縮です。
「みなさん誤解してるトコも多いと思いますが、われわれ白根の凧師にとって、凧は綱を絡ませるだけの道具なんです。」
えっ?凧メインの祭りじゃないの?
いきなりのショッキング発言っす!
「東西13の組にとって、一番大事なのは元綱という、凧をあげる綱なんです。」
へ~、綱ね。
「この元綱は、各組の職人さんが半年以上をかけて作るもので、原料は麻。お金にしたら、数百万円もする代物なんです。」
なんと!!
そもそもみなさん、大凧合戦の勝敗って、何が基準か知ってます?
「凧の裏側には、元網繋がった助け木ってのが付いてて、そこが基準で、どっちの綱が長く切られたかが勝敗のポイントになるんです。」
そうなんか~~!知らんかった!
ややもすれば、凧をおとした方が勝ち!とかって、思ってませんでした??
「なので、この元網の編み方も各組の秘伝で、数百年の経験によって編み出されたものなんです!」
より強く、切れにくい元網を作る方法を、数百年考えてきたわけね!
「元網を絡ませるためには、凧の上げ方が大事!まずは東軍が先に凧をあげて、中ノ口川上空で待機。」
待機?あの大きな凧を??
「その後、西軍が上空から凧を落として、元網を絡まるんです。」
そんげ微妙な操作をしてたんけ!?
「でも、そうそう上手く思ったところにあがるもんでもないでしょ?」
「なので、各組大凧を30個くらい用意するんですよ。」
マジか~~!これも知らんかった~~!!
あんな大きい凧だよ!
メインの1機と、あと予備で2~3機作るのかと思った!
例えが変だけど、青森のネブタが実は30機あったみて~な驚きっす!!
「そんな戦いを5日間して、総合優勝を決めるのがこの合戦のルールです。」
「ほぇぇぇぇ~~~~~!!!」
一同、関心と驚きが止まりません!(笑)
ちなみにもう一つトリビア!
白根大凧合戦の優勝旗ってのがあるんだが、それを作ったのがかのレルヒ大佐!(当時少佐だった説あり)
レルヒさんって、いろんなトコでスゲ~よね!
飯田さんのお話を聞いた後、
「せめて気分だけでも!」
ってことで、NAOKI君と二人で「和凧」作りに挑戦だ!!
これが意外に簡単で、30分くらいで完成しちゃう。
構造自体はシンプルなんだが、これが良く上がるんさね!!
今時分、凧上げしたことのない子供も多いかと思いますが、やったら絶対喜ぶと思うな~。
さて、大凧合戦当日は、一般の方も元網を引ける機会もあるとのこと!
新潟が全国に誇る「白根大凧合戦」、みなさんも一度は体験してみてはいかが??
ドライブポイント:「白根大凧合戦」会場
住所:新潟市南区 中ノ口川堤防
ドライブポイント:しろね大凧と歴史の館
住所:新潟市南区上下諏訪木1770-1