17年6月15日 ONAIR
川側の入り口。 | ・ここが正門。 |
江戸時代の母屋。 | 洋風なランチスペース。 |
なんなん?この階段! | 河井継乃介らが、昼食をとった部屋。 |
料理もスゲ~! | あざした!! |
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今週は、「建物探訪シリーズ」です。
小千谷の地で、江戸時代中期創業の「割烹 東忠」さんです。
経営の母体が変わって、この5月からリニューアルOPENしたってんで行ってまいりました!
まずは歴史的背景から・・・。
北越戊辰戦争の一場面、長岡藩の河井継乃介と新政府軍の岩井精一郎が、同市・慈眼寺で会談。
新政府軍のあまりの横暴さに交渉は決裂!
その帰路、昼食に立ち寄ったのがここ「東忠」さんなのです。
「河井さん!あんな生意気なガキ共なんざ、やっちまいましょうよ!」
「そうだそうだ!一戦あるのみです!」
なんて言葉に、当初非戦派だった河井の心が動いたのが、東忠の一室だったのかもしれません。
入り口は2か所。
川側から庭を通って入る入り口と、坂を登って入る入り口とあるのですが、どうやら坂側が正門みたい。
暖簾をくぐりますと、本日の御案内人・大熊さんがいらっしゃいました。
「いらっしゃいませ。こちらの母屋が江戸時代の建物です。」
ってことは、河井さんも同じ光景を眺めていたのかな?
「何度も増築を繰り返しているので、中も変わった造りになっているんですよ。」
確かにね、外から見るより、内部は広く感じますね。
「もともと、芸者さんなんかも来るお店だったので、他のお客様に会わないように、こういう込み入った造りになっているとも言われています。」
そうか、ファッションホテルとかと同じ気配りね。
階段なんかも凄いよ!
一か所から、3方向に延びてる階段があって、どこに続いてるのか初見では分からない!
通路もいろんなトコと繋がってるから、ちょっとした迷路みたいになってる。
「んで、大熊さん。河井さんが昼食とった部屋を見てみたいんですが!」
「はい。ではご案内します。」
いくつかの謎の階段と通路を抜けると、おそらく3階の一番奥の部屋が、かの歴史の舞台でした。
「ほぉ~~~!確かに雰囲気あるな~。」
広さでいえば、6畳間くらいでしょうか。
「意外と狭いな~。」
ここで長岡藩士の熱い議論が交わされたわけか~。
おそらくあのベランダ的なトコに河井さんがいて、藩士の話を聞いていたのかな・・・。
歴史ロマンを感じる一室でありました。
さて、東忠さんの本業は割烹!
美味しいランチをいただきましょう!
みなさん、だいたいランチでおいくらくらいと思う?
老舗割烹だから、安く見積もっても5000円とかかな?って思わない?
ズバリ1200円からランチ御前が楽しめるのです!
ソバなんて750円ですぜ!!
しかも、いちいち全部美味い!!!
綺麗なお庭を眺めながら、おいしいお食事・・・最高です!
「お客様のほとんどが、女性の方なんですよ。」
そ~なんか、確かにさっきから女性の客さんしか見てないな~。
「建物内にカフェもありますので、みなさんゆっくりくつろいでいかれます。」
う~ん、居心地良すぎて、帰りたくなくなるのも分かる。
リニューアルして格段に入りやすくなった小千谷の老舗!
みなさんも堪能してみてください!
ドライブポイント:居・食・亭 東忠
住所:小千谷市元町11-11