18年10月18日 ONAIR
自動的に最新のヤンの気ままにドライブを入手するには、左のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。 ※iTunesはこちらからダウンロードできます |
YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
今週は「芸術の秋」
和の心、茶道を体感できる「木村茶道美術館」にやってまいりました!
北陸道・柏崎ICから約15分くらいですかね、赤坂山公園のお隣であります。
こちらはお庭も立派で、紅葉の見ごろにはライトアップもされるんですよ。
ではお邪魔してみましょう!
「こんにちは~~~・・・・あれ?館長??」
もう何年も前になりますがおじゃました、同じく柏崎の「子供時代館」の館長ではないですか!!
「えっ!?館長なにしてんすか!?」
「今ここにいるんだわ。」
なんと!時代館終わってから、こちらの館長になってたんすね~!
なんでもやるんだわこの人!!(笑)
では、ご案内いただきましょう!
こちらの美術館には、主に室町時代から現近代の茶器が展示してあります。
中には、
「家一軒建つ。」
ほどのお宝も!
アタシも芸術センス全然ないんだが、良いものなんだろうな~ってのは分かる。
特に、江戸初期の蒔絵がスゲ~!!
当然だけど、当時は全部手作業ですよ!
もの凄い精密な細工!
うるしで絵を描いて、その上に金粉をのせていくんだろうけど、こんな風に仕上がるものだろうか!?
おちゃわんも凄いよ!
マンガ「ひょうげもの」でお馴染みの織部焼、九谷焼、朝鮮・中国の焼き物etc.
素人でも知ってる名品ばかりです!
ただ、時折説明書きはあるんだが、品物が無い展示品も。
「これなんでないんすか?」
「茶室で使ってるからさ。」
「使ってる?!家一軒の道具を!?」
「そうそう。お茶道具は、使ってなんぼってのがココのやりかた。」
「え~~~~!!」
ってことで、我々も超高級茶器で、お茶道体験をさせてもらえることになりました!!
とは言っても、作法なんて全く分からん!
「いいのいいの。自由にやればいいの。お茶出てくるまで足崩してもいいから。」
いいの?!
超高級茶器が出てくるのに?!
「むか~しはそれこそ胡坐かいてお茶飲んでたわけだからさ。もっと気軽にお茶楽しんでほしいんだよね。」
なるほど~、そう言ってもらえると気持ち的に救われますわ。
さあ、いよいよお茶の先生が入ってまいりました。
まずはお茶菓子を頂きます。
最初にお菓子を食べると、お茶がより一層おいしく感じられるんだって。
そしてアタシの目の前にお茶が・・・。
漆黒の楽茶碗であります。
「先生、これ回すんでしたっけ?」
この茶碗を回す行為ですが、こんな理由が。
お茶を出してくれる人は、その茶碗の一番景色のいい正面をお客さんに向けて出してくれるそうなのですが、奥ゆかしい日本人は、「わたしごときに正面の景色はもったいない。」ってことで、正面をよけるために回すんだとか・・・。
なので、回す回数も流派によって違うそう。
本日の先生の流派では、一回回せばOK!
では、お茶いただきます!
「うん!美味しい!」
手の中のお茶碗のせいもあるのでしょうが、物凄くあるがたい美味しさです!
なっぽちゃん&C諜報員も、やや緊張しながらもお茶楽しんでいるようです。
お茶を飲み終わったら、本日の茶器の鑑賞会。
おそらく家2軒分くらいの茶器をさわり放題出来ちゃいます!
「館長、こんなことできるって凄いっすよね!」
「まあ全国でもウチだけだろ。でも、そもそも使うための道具なんだから、それでいいんさ。」
ほえ~~~、「ポッケないない!」しちゃうヤツとかいねんかなと、こっちが心配しちゃうくらい貴重な体験させてもらいました!!
ドライブポイント:木村茶道美術館
住所:柏崎市緑町3-1(松雲山荘内)