2020.02.20 ON AIR

歴史探訪ドライブ/燕市編

北陸自動車道 三条燕IC

#その他 #燕市
歴史探訪ドライブ/燕市編

今週も「歴史探訪ドライブ」です!
やってまいりましたのは、北陸道・三条燕ICから約20分「信濃川大河津資料館」です。

文字通り大河津分水の間際にある資料館。
今週も素敵な女性がご案内人です!w

新潟県・河川ジオラマ?
大河津分水ジオラマ。

「まずは映像を見ていただいたほうがいいですね。」

ということで、ミニシアターへ。
越後平野の成り立ちや水害の歴史、大河津分水建設運動と工事の完成から現在のあらましを映像で紹介しています。
大河津分水で釣りをしているおじいちゃんとお孫さんが主役の作品。
おじいちゃんが孫に教えるっていうスタイルでお送りしているのだが、これがなかなか秀作!
水害に悩まされ続けた越後人と、大河津分水の偉大さがよく分かります。

まずはシアターでお勉強。

見終わると自然に、

「おぉぉぉ~~。(パチパチパチ)」

と、賞賛と拍手が。

「では、もし大河津分水がなかったら、どうなっているのか見てみましょう。」

ご案内いただいたのが、洪水氾濫シュミレーション。
昭和57年9月に発生した大洪水の時に、もし大河津分水がなかったら越後平野はどうなっていたかを疑似体験できます。

NEWS番組を見ている体の映像作品ですが、これが恐ろしい!
新潟平野は低地が多く、一度洪水が起きると広範囲に長い時間水がとどまります。
信濃川の堤防が切れてから、時間を追って各地がどのようになっていくかを映像で確認できます。

もし分水が無かったら?シュミレーター。

「えっ?おれんち水没だわ。」

どうやらKさんのご実家は水没地域!

「ビックスワンで2mも水来るの?!」

Kさんご実家やビッグスワンに限らず、新潟平野の大半が水に浸かることになるみたい。
普段、大河津分水はあって当たり前見たく思っていましたが、改めてそのありがたみを実感いたしました!

その他にも1Fでは、「越後平野と信濃川」「越後平野の風土と信濃川」「横田切れ」「大河津分水の計画と仕組み」などについても学べます。

昔の新潟平野。


 「では、4階に行きましょう。」

4階は展望室になっていて、雄大な信濃川や大河津分水の風景を楽しめます。

「うわ~~~!いいじゃん、展望室!」
「大河津分水を俯瞰で見ることないから新鮮っすね!」

現在の大河津分水。
展望室から上流方面の眺め。

分水付近の川幅が、想像以上に広くてビックリ!
これが全部新潟に流れてたんだ~と改めて思います。

「昨年の洪水の時の様子が、こちらのパネルです。」

去年洪水があったじゃん?
信濃川流域でも、長野市なんか大変なことになっちゃってました。

実は、あの洪水で大河津分水が大活躍!
ほぼ全力の放水で、なんとか新潟平野を守ったんだとか。

ご案内人さんがパネルを指し示しながら、

「ここまで水が上がってきたんですよね~。」

見ると、上限ギリギリまで水位が上がってます。
大河津分水がなかったら、ホント新潟やばかったんだね・・・。
普段あんまし意識してなかったけど、大河津分水の偉大さを実感できた本日でした。

ちなみにこちら、入場料無料!
春のお花見ついでに、見学してみてはいかが?

あざした!
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2020.02.20 ON AIR

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THIS WEEK'S DRIVE POINT

今週のドライブポイント

DRIVE POINT 01

信濃川大河津資料館

燕市五千石