匠に学ぶ／地球に優しい酪農で美味しい乳製品を作る

今週は、巷で噂の「幻のチーズ」を探しに行きます！

場所は、日東道・新潟空港ICから約１５分「ロイヤルヒルホルスタインズ」さん。
アタシの実家もここから車で約10分ほどの距離。
子供のころ、この辺にクワガタ採りに来たんだよな～。
こんなトコに牧場あったんすね！

ご案内いただくのが場長の坂井さん。

「新潟駅から一番近い牧場かもしれませんね。」

塚田牛乳が近いんで、結構この辺牛を飼ってる方がいるそうな。

「坂井さん、こちらでやってる循環型農業ってどんなことされてるんですか？」
「簡単に言うと、家で出たものは家で使う？」

つまりはこういうことらしい。
牛さんを飼ってると、大量の排泄物が出ますよね？
以前は、そうやって出たたい肥をよそに譲ってたんだけど、それ使おうと。
新たに畑を増やして、そこの肥料にしたり、んでそこで育った飼料(？)で牛さん育てたり。
なるべく自分とこで回るような取り組みが、循環型農業。
今の時代にバッチリ合ってますよね！

「牛さん見せてもらっていいですか？」

てなことで、牛舎にご案内いただきました。
変なモノ持ち込まないように、靴にビニールを被せて見学させてもらいました。

「うわ～！牛ってかわいい～んすね！」

目がクリクリしててかわいいんさ！
んでよく見ると、一頭一頭模様や顔が違う。

「全部性格も違いますよ。」

ほぉ～、牛にも個性があるんすね。

「ここにいる牛は・・・花嫁修業中っていうか、おなかに赤ちゃんが入ってます。」

ここの牛舎の牛さんは全員妊婦だったんか！
じゃあ、ここで仔牛も生れるんだね。

「おっぱい出してくれる牛はどこにいるんすか？」
「それはあちらのですね。」

搾乳する牛さんは別の牛舎。
一体何十頭いるんろ？３０？４０？

「搾乳するときは、コレ使うんですよ。」

おお！TVで見たことある！
乳首に吸い付けて絞るマシン！！
牛舎の天井には、マシンを移動させるレールがついてます。

「昔は手で絞ってたんですけど、とてもとても・・・。」

そりゃそうだ！これ全部手でやってたらそれだけで日が暮れちゃう！

「んで集めた牛乳をここに貯めます。」

一旦熱処理した牛乳をタンクに貯めて出荷するそうです。

「ここからは、周辺で集めた牛乳が一緒の車に乗せられるわけです。」

なるほど・・・生産者としては、個性を出しづらいんすね。
手間暇かけて作った牛乳が、なんもかも一緒にされちゃうんだもんね。

そこで登場するのが奥様です！ｗ
ロイアルヒルホルスタインズ自慢の牛乳で、加工品を作っちゃおうと！　

加工場は、牛舎と牛舎の間。
販売は残念ながらしておりません。

「全部一人でやってるんで、数が作れないんですよね～。」

とおっしゃる割には、商品は６～７種類あるのね。

「メインは・・・モッツアレラですね。」

なんとまあプルリとしたモッツアレラでしょう。
その他、さけるチーズ、モッツアレラに味付けしたモノ、飲むヨーグルトなど並んでおります。

「うわ～、美味しそう！」

ユネス娘さんもテンションあがっております！ｗ
では基本のモッツァレラチーズから！

「ん？ミルク感スゲ！」

後味完全にミルク！
んで爽やか！

「ワサビ醤油で食べてみてください。」
「ワサビ醤油！？」

いや～、これが美味い！！ｗ
すっげさっぱり！
こりゃおつまみにもなるわ！

「さけるチーズも美味しいですね！きめが細かい！」

上様ご満悦です！

そして一番びっくりしたのが、飲むヨーグルト！
世の中の飲み物で一番うんめんじゃねん？！
Ｙ田さんの飲むヨーグルトを初めて飲んだ時、

「世の中にこんげうんめ飲み物あるんか！？」

って思ったけど、それ以来の衝撃！
Ｙ田さんのとは違う方向で美味さを追求したんだな。
ベクトルをミルク寄りにして作ってあるんでしょう。
飲み口爽やかでかつ濃厚！

「いや～、うんめな～！！」
「ありがとうございます。でも、これも数作れないんですよね～。」

そうでした、ロイヤルヒルホルスタインズのチーズ＆飲むヨーグルトは「幻」とも言われる商品。
販売している場所も限定されます。
詳しくは、公式ＨＰなどでご確認ください。

もし、店頭で見つけたならば大チャンス！
ぜひこの感動を味わってみてください！