2007.01.18 ON AIR
北陸自動車道 上越IC
        今年は今のところ小雪と言われておりますが、少しでも降雪があれば、運転には危険が伴います。そこで今日は、豪雪地帯の高速道路を守る人達に登場してもらい、雪氷対策の内情をさぐっていきたいとおもいます。
まずは北陸自動車道上越ICにある、上越管理事務所にむかいます。ここは、雪氷対策のいわば指令所。中には、高速道路を雪から守る猛者達が、ひしめき合っておりました。去年のような状況だと24時間フル稼働で出動する事もあるそうです。今年は去年程の出動回数はないそうですが、いつでも臨戦状態は出来ているとの事でした。
まず見せてもらったのは、いわゆる除雪車。普通は3台のフォーメーションで出動するそうです。これが意外にデカイ!雪を掻くショベル部分は4m位あるんですよ。しかも、ショベル下部の道路と接する面には、固いゴム状のものを取付け、路面を傷めないように工夫されていて、20回くらいの出動ですり減ってしまい、交換するそうです。しかも、除雪車自体もウン千万もするらしい・・・。いや~、除雪はお金もかかるんすね~。


では、実際冬場の高速道路の安全を確保する為に、どんなお仕事をしていらっしゃるかを探りに、上信越道新井P.A.に向かいました。P.A.に入るっつ~か、全車強制的に入れられてのタイヤチェック&チェーン指導を受けます。そう、ここから先は、チェーン規制なのです。こういう時、滑り止めのない車はUターンさせられますんでご注意を・・・。んで、なぜかアタシもチェック&指導に挑戦。楽しかったですけど、これを吹雪の中やってると思うと頭が下がります。その後、凍結防止剤の濃度チェック等を体験。安全確保のためのチェック項目の多さにビックリです。




最後に、知ってると便利な情報を一つ。妙高S.A.にある「情報ターミナル」。通行止め情報はもちろんですが、各路線の路面状況を24時間先まで予測してくれるんです。これから向かう先の道路状況をチェックしておけば、心構えも大分違うはずです。目印は表示板の『i』のマーク。他にも便利な機能がいっぱいありますから、一回触って見てください。

今回の教訓!道路を守るプロ達が、いくら安全対策が万全に行っても、運転するのは我々ドライバーです。冬のドライブは、慎重過ぎるほどの安全運転で!
