2018.08.16 ON AIR

3年に1度のアート祭典!大地の芸術祭 パート1

関越自動車道 塩沢石内IC

#その他 #十日町市
3年に1度のアート祭典!大地の芸術祭 パート1

今週は、十日町市と津南町で3年に一度開催されております世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭~越後妻入アートトリエンナーレ」にやってまいりました!
今回も一応「説」がありまして、「素人には、解説がないとアーティストの意図がくみ取れない説」
だってアタシの経験上、解説を聞いても「・・・?」な作品が多いんですもの!



んで、ご案内いただくのが、実行委員会の石井さんと宮澤さんです。
まずは石井さんのご案内で、清津峡へ!

「清津峡の中にも、話題のアートがあるんですが、まずはこちらから。」

うながされるまま、おしゃれカフェの2階に向かいます。

「なにこれ~~~!?」

なんと足湯がありますがな!!
屋根が三角になってまして、天井に設置された鏡で外の景色が見えるようになっております。

足湯がアートだと!?

「これで作品なん?」
「はい。これはペリスコープと言いまして、足湯に浸かりながら外の景色を楽しめる作品になっています。」

足湯に浸かりながら景色見るんなら、いっそ壁をとっぱらっちまえ!と思うのはアタシだけ?

「座る場所によって、色んな角度で清津峡を楽しめるんですよ。」

なるほど~~・・・、さっそく意味分からんぞ。(笑)

あそこから外が見えたんだな。



「次は清津峡トンネルの中にある、今SNSで超話題の作品をご紹介します。」

清津峡トンネルは、清津峡の景観を楽しむためだけに作られた、完全観光トンネル。
長さは700mほどですが、途中何か所か見晴らし所みたいなトコがあって、そこからの景色を楽しみます。

ライトをつけるだけで、不思議空間!

中間地点くらいの見晴台にあったのが、銀色に輝く物体。
カプセルハウスが銀色になった感じね。

「さあ、これはなんだと思いますか?」

と言われても分からんので、ひとりずつ中に入って確認です。
実はこれトイレ!
外壁がマジックミラーになっていて、外からは見えないけど、中からは丸見えのトイレなのだ!

「作品名は・・・特についていませんね。」

んじゃ~ってんで、我々でネーミングを考えたんだけど、どうもしっくりこない。
アタシに至っては「MM」しか思いつかなかったからね。
度肝を抜いたのが、ガメちゃん命名の「解放」!(笑)
そりゃ、開放的に解放するんだけどさ!

 

さらに奥に進んで最深部が、清津峡の目玉作品です!

「おおお~~~!こりゃすげ~~!!」

半円形のトンネルの下部に水が張ってあって、遠目で見ると水面を人が歩いているようにも見える。
山中湖に写る「逆さ富士」みたいな感じね。

「石井さん、作品名言わないでください!我々で当てますから!」

これは作品の意図するところがイメージしやすいので、名前も当てられるんじゃなかろうか。

Kさん「・・・ゲート。」

うんうん、イメージ分かりますよ。

ヤン「万華鏡」

アタシ、センスね~わ!

竹内体育「表裏一体」

お~!なんかピッタリな気がする!

「じゃあ石井さん、正解は?」
「はい、ライトケーブです。」

ライトケーブ?光の洞窟?
じゃあ、下の水面は関係ないの?表裏一体のほうがよくない?
やはりアーティストの考えることは、素人には理解できないのか!?

「表裏一体」の方が、しっくりくるな~。


場所を変えましてやってきましたのが、川西エリアのナカゴグリーンパーク周辺の「里山アート動物園」。
こちらのご案内は、宮沢さんでございます。

後ろのテントとSETになってる作品。

「ここはその名の通り、沢山のアーティストさんが動物をテーマに作品を作っています。」

うん、動物ならさすがに意図をくみ取れるだろうってことで、またも作品名当てに挑戦っす!
分かりやすいのもあるんすよ、「青いヘビとカエル」とか「メエ~メエ~ちゃん」とかね。
ただやっぱり分からんのも多数!
巨大なウサギの頭部に、奇妙な柄が描かれてる作品は「好きなものだけ集める」・・・理解できないもの。
凶暴な白いムーミンみたいなやつが、あおむけに寝っころがってる作品名なんだと思う?

「ヒントは、ゆるい感じ。まあ見たまんまかな。」

う~~~ん、と言われてもな~。

「ニート」
「違います。ヒント!〇〇ない。」
「仕事がない。」
「やる気がない。」
「正解は、考えない。」

言われてみれば理解できるけど、やはり素人が直感で当てるのは無理なのか?!

シュールだな~。
豚のサーカス団に入団?

すると前方に二本足で立って、両手を広げている熊の彫像が!

「あ~分かった!とうせんぼ!」
「おしい!」
「んじゃ~、ともだち!」
「正解!!!」

やった~!当たってしもた!!数打ちゃ当たるもんだね!(笑)

「大猫行列」は分かりやすい。

「でもやっぱ、解説がないとアーティストの意図が伝わらないのは事実だよな~。」

すると宮澤さんが好いことを。

「それでいいんですよ。みなさんそれぞれ色んなことを感じてもらえばいいんですよ。楽しかったでしょ?」

確かに!
意味は理解できなかったけど、みんなでああでもね~、こうでもね~って考えながら作品見るのも楽しかったわ。
そうか、無理矢理分かったような気にならなくても、自由に楽しむのが芸術なのですね。

みなさんもああでもね~&こうでもね~で、大地の芸術祭りを楽しんでみませんか??

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THIS WEEK'S DRIVE POINT

今週のドライブポイント

DRIVE POINT 01

ペリスコープ/ライトケーブ

「清津峡渓谷トンネル」十日町市小出癸2126

DRIVE POINT 02

里山アートどうぶつ園

「ナカゴグリーンパーク」十日町市上野甲2924-28