海辺の街は塩ラーメンが美味い?!

今週は、「ラーメンの旅」村上市編です！
ただ今回は「説」を立証するためのラーメン旅であります！

「海辺の町は、やっぱり塩ラーメンが美味い？！」

う～～ん、海辺とか関係あるかな？？

「えっと、この説誰の説？」
「はい。」

手を挙げたのは、ディレクターのIこうさん。
自信ありそうですが、では実証してまいりましょう！

１軒目！「食彩　和ごころ」さん。

一見喫茶店？とも見えるお店ですが、塩ラーメンのラインナップが凄いことになってる！
メニューに載ってる塩ラーメンだけで、５～６種類あるんじゃないかな？
一番人気は、栄養価の高いしじみを使った「しじみ塩ラーメン」８００円。
アタシはこれを注文！

御代理様は、「冷やし梅塩ラーメン」７５０円。
竹内体育は、「海鮮系の塩ラーメン」C諜報員は、ノーマルな塩ラーメンを注文です。

「ん・・・！シジミ濃い！！」

器の中には、１０個くらいシジミが入ってるんだが、とても１０個じゃあこの味出ないだろ？！

「しじみ自体が青森県産のブランドしじみを使ってますし、しじみ塩ラーメンに関しては、別にスープとってるんですよ。」

なるほど、やはりこだわってらっしゃるのね！
では、御代理様お願いしやす！

「あっ！これ美味しいですね！梅の酸味がいいですよ！」

すんません、アタシにも一口下さい。

「ホントだ！これ美味い！これ夏最強じゃね！？」

塩味のスープと、梅肉のすっぱさが実に爽やか！
ただ、先ほどのしじみ塩ラーメンとは、全くの別物！

一応確認しておこうと思って、竹内体育＆C諜報員のラーメンも貰ってみましたが、それぞれ全部違う仕上がりになってる！
こんだけ塩ラーメンのラインナップあんのに、それぞれスープ変えたりしてんのかな？？

「しじみ塩ラーメンもそうなんですけど、色々試したんですよ～。しじみの量から、時間、塩・・・。」

やはり人気メニューの裏には、いろんな工夫や試行錯誤があるんすね。

「ちなみに塩って、どんな塩使ってんですか？」
「それはやっぱり・・・笹川流れの・・・。」

そっか！笹川流れの塩ね！！
この辺が説立証のカギになるのかな？？

ふまえて２軒目！「茉莉花（まつりか）」さん。

こちらの一番人気は、「笹川流れの塩ラーメン」５８０円。
お値段もリーズナブルっす！

C諜報員は変り種「レタスとトマトの塩ラーメン」６００円。
御代理様は、なぜか「担担麺」(笑)

「今日塩ラーメンの旅だけど大丈夫？」

大丈夫！大丈夫！！
Iこうさんなんて、常に関係ないレアメニューをオーダーするんだから！気にせず召し上がってください！

では、笹川流れの塩ラーメン・・・。

「あら？！甘い！」

透き通った上品なスープに、中太ちぢれ麺もよく合う。
最近食べた塩ラーメンじゃ一番じゃね～かな。
また、トッピングされてる「アオサ」も海っぽくていいわ！

「大将、塩ラーメン作る時のこだわりとかってあるんすか？」
「こだわり？・・・普通に作ってるだけなんだけどね。」

普通かい！いや、なんか秘密があるはずだ！

「んじゃ、笹川流れの塩がメッチャいいやつとか？」
「塩も・・・普通のやつなんだけどね。」

普通かい！

「塩作ってるところ行って、色々試してみたんだけど、普通のやつが一番合うんですよね。もっとサラサラしてるのとか、藻塩もあるんだけど、普通のやつが一番合う。」

なるほど、塩の普通ってのは値段のランクね。
そのあとも大将に、うまさの秘密を聞いてみたんだけど、

「・・・普通に作ってるだけ。」

の一点張り。(笑)
ただ、普通と言いつつも、トッピングにアオサ使ったり、塩のチョイスがBESTだったりするのは、やはり海の街の人の感性なのかもしれないっすね！

さて、お店を出まして「説」に関するアンケートです。

「Iこうさんプレゼンツ、海辺の町は塩ラーメンが美味い説。ご賛同の方は挙手！」

なんと全員の手が挙がり、説立証であります！
やはり笹川流れの塩が身近にあるってのは、大きいよな～。
ただそこは、村上だったからであって、他の海辺の町はどうなんだろ？って疑問が残りますよね。
その辺には誰もつっこまず、膨れた腹をかかえて帰路に就くおじさんたちでありました。