2007.02.01 ON AIR
関越自動車道 堀之内IC
        皆さんは「弥三郎婆」って知ってる?越後の鬼婆とも鬼子母神言われている伝説なんですが、この「弥三郎婆」をモチーフにした幻の蕎麦屋があるんです。なんでも、蕎麦打ちの常識を覆す店で、有名店の店主や職人達が殴りこみに来るが、その全てを唸らせて帰すという凄い店・・・。ヤンは何年か前にこの噂を聞いていて、嘘かもしんないけど探してみてって頼んだら・・・ホントにありましたよ!さて、伝説は実在するのか!?関越道堀之内ICを目指します。
堀之内ICを降りたら、旧広神村方面へ車で30~40分。「弥三郎そばうどん」に到着です。いきなりのご挨拶、お店正面には物凄い形相の婆ぁが我々を歓迎してくれました。(なにもこんなマスコットキャラじゃなくても・・・。)10人入ったらほぼ満員のこじんまりとした店内。そこに婆ではなく、恰幅のいいご主人が一人。『この人が伝説の男か・・・。』話を聞いてみると、早打ちが自慢で、粉から打って茹で上がるまで5分で出来るという事。うそ~ん!?早速蕎麦を注文してみました。

するって~とスゲ~のなんのって、全てが常識破り!そば粉は箸でかき混ぜるわ、ラップの芯で生地伸ばすわ、蕎麦切るとき何にも当てずに切るわ、茹で時間短いわ~で4分12秒で完成しちゃいました。正直「おいおい、こんなモン美味いわけ無いじゃん」とか思いますよね?ところが美味い!つ~か、こんな美味い蕎麦食った事無いって位美味い!!普通つなぎ無しの蕎麦ってパサパサした印象がありますが、不思議なことにトロっとしてるんですよ。トロッチュルって感じ。山芋のとろろ蕎麦ってあるけど、山芋無しのとろろ蕎麦食べてるイメージです。めちゃくちゃ美味かった。そりゃ~名人と言われる人達も唸って帰るわ!この美味さの秘密は是非お店でご主人に聞いてみてください。蕎麦の打ち方まで教えてくれますよ。





字数が足りなくなってきたので、最後におみやげ情報です。隣接したスーパー(こっちが本職)には、「弥三郎婆ブランド」の食品が多数!ヤンも鮭のスモークを買って帰りましたが、これも美味かったっすよ!では、この辺で!!

