2007.07.12 ON AIR

小千谷・牛の角突き観戦の旅

関越自動車道 小千谷IC

#その他 #小千谷市
小千谷・牛の角突き観戦の旅

今週は関越道 小千谷ICから小千谷闘牛場に向かいました。そうです、今回の旅は「牛の角突き」でございます。なんつったって、本州でこういう闘牛が見れるのは、ここ(牛の角突き)だけですからね。新潟県民として、見ておかないわけにゃ~いきません。



早速、今回お世話になる北斗会の片岡さんと待ち合わせ。その待ち合わせ場所が、駐車場内にある大きな割れ岩の前。もうばっくり割れてます。片岡さんいわく、震災の時に割れたとの事・・・。んで、この岩を復興のシンボルにしようと、岩に闘牛に掛ける綱をかけてみたところ、なんとまあ。牛に見えるから不思議です。現在この岩の愛称を募集しているそうなので、興味のある方は応募してみてください。

闘牛場駐車場の割れた大岩。現在愛称募集中です。
オープニングに参加の受付嬢&ちびすけ2名。



さて本題。お話によりますと、牛の角突きは勝敗をつけないんだそうです。勝負がつきそうな所で牛を分けます。「えっ、何で?」って思うでしょ?詳しい事情は聞けませんでしたけど、ずーっと昔から続けられてきたそうです。ヤン思うに、とことんやっちゃうと人も牛ももたないからじゃないかしら?家族を養う大切な父ちゃん&牛だもの、もしもの事があったら大変です。ここが他所とは違う、新潟県人の優しさですよ。

でも、勝敗をつけないからこそ、今度は勢子(牛を追う人)さんの技術が必要になってきます。戦闘モードになってる牛を、瞬時におとなしくさせなきゃいかん訳ですからね。時にすかし、時に力技で牛をなだめます。なんでも、牛の急所は鼻だそうで、いかに上手に鼻をとるかってのが、勢子さんの腕の見せ所のようです。逆に、戦闘モードにならない牛をいかに戦わせるかも大変です。牛の激突も当然見所ですが、この勢子さんの動きにも注目して観戦ください。



闘牛場の駐車場内には、地元のおじいさんが打った手打ち蕎麦やどぶろく、売店なんかもあってちょっとした腹ごしらえも出来ますよ。当然我々もお腹を満たしてからの観戦です。

恒例あ~んシリーズ。今回は、お赤飯嬢!



闘牛場に入ると、はっぴを着た小学生の一群が現れました。東山小学校の生徒たちです。なんでも東山小学校は、闘牛を持ってるんだそうで、その名も「牛太郎」。せっかくなんで見せてもらいました。やっぱ、間近で見る闘牛は迫力あるね。触りながら写真撮ったんだけど、内心びびってました。その牛太郎をひいて闘牛場に入るのも、なんと六年生の男子がやるそうな。(ちなみに土俵は女人禁制。)男子には、入場時の心構え、女子にはスペシャルな応援コールを伝授しました。がんばれ牛太郎&東山小諸君!

牛太郎&ヤン。間近で見る闘牛は迫力あるよ。
東山小学校の諸君であります。


番付表にのっとって取り組みは進み、いよいよ牛太郎の出番です。前半戦最後の取り組みです。牛太郎は人気もあり、各所で声援が飛んでいました。いや~すごいね「ガツ~ン!!」って本当にいうんですね。牛が戦ってる場所から20m位は離れているのに、すごい臨場感!高揚感!東山小の女子も懸命の応援(指導通り)、場内もヒートアップってところで、勢子さん介入です。もうちょっと見たい気もしますが、これが角突きのいいところ。小学生たちも満足そう、案外このシステム実社会でもいいかもね・・・。是非皆さんも実際に御覧あれ!!

見よ!この迫力!「ゴ~ンッ!!」だってさ。
勢子さんも大変ですよ。体張ってます。
北斗会片岡さん。お世話になりました。

小千谷の闘牛に関しては「北斗会」のホームページをご覧ください。

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