今週は、「修学旅行の思いでを巡る旅」です。皆さんは、修学旅行どこ行った?最近は修学旅行で海外に行く学校もあるみたいですが、ちょっと贅沢ですよね。ヤン達の年代で言うと、小学校は「会津若松」、中学校は「京都・奈良」だったけどな。今は傾向としてどうなんでしょうね?さすがに京都は無理なんで、今回は、磐越道で会津若松に行ってみました。
会津若松のシンボルタワー(?)といえば、やっぱ鶴ヶ城。修学旅行で間違いなく行ってる所です。もちろん江戸時代からの建物じゃなく、再建された鉄筋コンクリートのお城です・・・。しかしさ、さすがに小学校の時の印象と全然違いますね。まぁ、漠然と見学してたからかもしんないですが、こんなに展示物あったっけ?ってかんじ。年貢を勘定してる侍人形やお姫様の衣装等も展示されてましたよ。天守閣の一番頂上からの眺めは、見晴らしがよく、会津若松を一望できます。
一通り見学を終えて駐車場に向かっていると、我々のすぐ目の前をうら若きレイディースがいるではありませんか。なかばナンパよろしくお声掛けしてみたところ、埼玉から観光でいらっしゃったとの事。他県でも有名なんだね鶴ヶ城。ちなみに、「埼玉の小学校は、修学旅行どこ行くの?」って聞いてみたら、「う~ん、鎌倉とか湘南?」だってさ。ちょっぴりこじゃれているのにジェラりながら、鶴ヶ城を後にします。
続いて向かったのは、「飯盛山」です。あの白虎隊が、自決を図った所です。しかし凄い話だよね、16~17歳の若者達が、国を憂いながら自ら命を絶てるものでしょうか?現代にあっては、考えられない話です。ただ、残念だったのは、勘違いで自決しちゃった事。ここ飯盛山から鶴ヶ城を見て、「城が燃えている、我方は負け申した・・・。」ってのが自決の理由なんですけど、実際はまだ、落城していなかったんですよね。城下に上がった炎を見て、勘違いしちゃったんだって。なんかより一層かわいそうな話ですな・・・。
でも、実際自決の場所から鶴ヶ城を見るとわかりますが、ほとんど見えません!近くで見たらあんなに大きいお城だったのに、もう豆粒サイズよ。そりゃ勘違いもするわ!ヤンは、双眼鏡を持っていくことをお薦めします。
さて、飯盛山のお土産といったらみなさん何をイメージしますか?そう!「白虎刀」ですよね!簡単に言っちゃうと「白虎刀」って書いてある木刀っす。もう男子のマストアイテムですよね。なんだかわかんないけど買っちゃう。んで、なんだかわかんないうちになくなってる白虎刀。我々がおじゃました「飯盛分店」にも、バリエーションに富んだ白虎刀がラインナップ。ちゃんと刀身が銀色に塗られているタイプもあり、当時よりグレードアップされた印象です。さすがに今回は、買って来なかったですけどね。
お店には、コスプレ姿の女性店員さんもいらっしゃいます。団体さんが来ると、白虎隊の踊りを披露してくれるそうです。なんかヤンも見た記憶あるもんね。どんな内容かは忘れちゃったけど・・・。
そして最後の目的地は、「猪苗代湖」です。でっかい遊覧船に乗ろうと思ってたんだけど、当日は風が強くて残念ながら欠航。しかたないんで、足漕ぎのスワンボートで我慢しようかと思ったんですが、こちらもお休み。湖面を見ながらどうしようかな~なんて考えていたら、我々と同じ状況になってるお孫さん連れのおばあちゃんを発見!話を聞いたら、五泉から来ているとの事。
「ちなみに、おかあさんの時代ってさ、小学校の修学旅行ってどこだった?」
って聞いたら、
「会津若松。」
だって!
「お土産なに買ったの?」
「白虎刀。」
だって!!
世代は違えど、修学旅行って共有できる話題多いな~。今の小学生はどこいってんのかな?今日あたり、茶の間で修学旅行トークはいかがかしら?けっこう盛り上がるんじゃないっすかね?
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会津若松のシンボル「鶴ヶ城」。 | こんなお侍さんいたかなぁ・・・? |
天守閣からの眺めです。城下を一望です。 | 関東からの観光客のレイディースと・・・。 |
この位置から城下を見て絶望した白虎隊。 | 土産はやっぱり「白虎刀」だぜ! |
おみやげ屋「飯盛分店」のおねいさん達です。 | ズラリ並んだスワンボート。今日はお休み。 |