新潟のドライブなら「NEXCO東日本 Presents ヤンの気ままにドライブ」

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磐越自動車道 三川IC 芸術の秋!陶芸を楽しもう/阿賀町・悠夢窯

08年12月04日ONAIR

 秋深し・・・今週突然芸術に目覚めてしまったヤンであります。なんか感じるんだよね、今何かを後世に残しておかねばってね。んで、なんの芸術に挑戦するかって~と「陶芸」であります。なんで数ある芸術から陶芸かって?だって、後の世に一番残っていそうじゃん?!土器みたいにさ・・・。

 おじゃましましたのは、磐越道・三川ICから15分、陶芸体験が出来る「悠夢窯」って施設。料金を払えば誰でも、ろくろで作品を作れちゃうのです。ヤンもろくろ初体験!やっぱり初めてのときはドキドキしちゃうよね。だって男の子だもん・・・。

 お世話になる先生は長谷川先生。この道20年以上の大先生なんであります。

「私の言う通りにやれば大丈夫ですよ!」

 っておっしゃられるので、若干肩の荷をおろして挑戦できそうです。

 勢いよく回転するろくろの中心部には、すでに土の塊がセットされております。まずは中心に穴を開けていきます。ヤンは湯呑みを作ろうと思っているのですが、基本的に湯呑みだろうが茶碗だろうがこの工程は同じなんですと。手をしっかり濡らしていざ挑戦!

 なにせ相手が土だから、それなりの力が必要なのかなって思ってたんですが、これが拍子抜けするほどあっさりとした手ごたえ。ズブズブ~、ニュルニュル~って親指が入っていきます。だからこそ慎重な指使いが必要になってくるんでしょうね。これでなんとなく湯呑みの姿が見えてきたぞ!

 続いては、湯呑みのふちをドンドカドンドカ薄くしていきます。これがまた大変!右手を穴の中に突っ込んで、左手で外側を整えていくんですが、力加減がチョ~微妙!いっぺんで薄くしようと、ちょっと力が入っちゃうとデロデロデロン!!見事にぶっ壊れてしまいます!でもある意味感動!TVとかでよく見てたあの光景を実践出来たんですからね。

 気を取り直しての再挑戦!今度は慎重にいきまっせ!先ほどまでの作業まで追い付いたら、今度は両手で湯呑みを包み込むように、上にのばして形を整えます。

「うお~~!伸びる!伸びる!!」

 なんでも、ろくろは上に伸びようとする性質があるんだそうな。なんて上昇志向なヤツなんでしょう。ヤンもろくろにあやかりつつ、いよいよ仕上げです!

 全体の形に納得いけば、飲み口をなめし皮で滑らかにいたします。飲む時ザラザラしてんのは嫌だもんね。もち、この作業もろくろですよ!

 んでもってめでたく完成!!!!いや~、我ながら惚れ惚れする出来上がりだわ!野趣あふれる外観の中にも、キラリと光る気品のようなもの・・・。見る者の心に爽やかな風を吹き込むような作品です。

「この湯呑みは、22世紀の陶芸を変えるかもしれんな・・・・。」

 思わずそんな言葉が口から洩れたのでした。

 この後作品は乾燥させて、上薬を塗ってから窯に入るんだそうです。出来上がりまで1カ月ちょっとって感じでしょうかね。工房の中にも窯の順番待ちの作品が沢山あります。いや~出来上がりが楽しみだ!!

 初体験の陶芸体験でしたが、こりゃ~楽しい!ハマる人多数ってのも頷けます。ヤンなんかこの後調子に乗って「お茶碗」まで作っちゃったもん。まぁ、この作品も陶芸界を揺るがすことになっちゃうんだろうけどね・・・・。

 帰り際に見た長谷川先生の作品は、そんな素人親父の大口を見事に吹き飛ばす迫力で、ヤンのちっぽけな自信と薄っぺらな芸術論を正常な状態に近づけてくれたのでした。

今週のMP3
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こちらが「悠夢窯」っす。 ろくろ初体験なのだ!
意外とやるっしょ!! 調子に乗るとこうなっちゃう!
今度はお茶碗に挑戦だい!! これが22世紀の陶芸界を変える作品。
作品は乾燥させた後、上薬を塗って焼きあげます。 長谷川先生と作品たち。あざした!!

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