2010.01.21 ON AIR

夜の雪山を散歩する/池の平スノーシュー・ナイトツアー

上信越自動車道 妙高高原IC

#アクティビティ #妙高市
夜の雪山を散歩する/池の平スノーシュー・ナイトツアー

今年は雪もいっぱい降って、ウインタースポーツやる方にとっては万々歳の日々でございましょう。こうなったらヤン気まチームもウインタースポーツを楽しんじゃおうって流れなんですが、ここで普通にスキーしたって面白くない!そこで挑戦しますのが「スノーシュー」でございます!物凄くざっくり括っちゃうと「西洋かんじき」でございます。このスノーシューを履いて、雪山を散歩して楽しもうって事ですな。ただし、今回のロケスケが夜!なぜ夜の雪山??

いささか納得出来ていないまんま、とりいそぎ現場に急行です。上信越道・妙高高原ICから15分「池の平公民館」が本日の待ち合わせ場所。我々が到着しますと、すでにインストラクターの方がお待ちかねでありました。早速公民館内で打ち合わせ&注意事項などの確認です。

まずは作戦会議。


池の平スノーシューイングガイド協会の関根さん曰く、このナイトツアー物凄く好評なんですと。夜の真っ暗な雪山を歩いて、何が面白いんかと思ってましたが、夜なればこそのお楽しみが結構あるのだそうな。まず視界の問題ですが、月明かりや星の明かりで充分明るくて、夜ならではの景色が望めるらしい。あと、夜ならではの静寂。さらには動物達との出会いもあったりするそうです。フムフム、なかなか面白そうじゃないっすか!



先ほどの公民館から車で1分ほどの地点が今回のスタート地点。「ホンドリス・コース」って言うそうな。コースの途中でリスの巣があるんだって。会えたらいいな~ホンドリス。

出発前にまずしなくてはいけないのがスノーシューの装着作業。スノーシューは、長さ40cm幅20cmくらいの大きさ。重さは驚くほど軽い。100gないんじゃなかろうか。これをミニスキーを付ける要領で靴に装着。踵が上がる様になってるんで、装着後の違和感は限りなくゼロ。普通に歩くぶんには、全く支障ない感じですわ。かんじきみたいにやおらガニマタになる必要もないし、スキーブーツみたいにガンダム歩行になる事もない。

これがスノーシュー。
こんな感じで踵が外れます。


中年BOYSの装着終わりましていざ出発!この日の積雪は約2m。ふっかふかの深雪です。体重65kgのヤンやサゴ嬢は大丈夫だとしても、体重130kgのシンちゃんが心配です。ズブズブ~って事にならない事を祈りつつ第一歩!んん?すげーじゃん!全然潜らない!!心配してたシンちゃんも、どうやら大丈夫みたい!すげ~ぞスノーシュー!!

積雪2mだけど全然平気!


頭部に装着したヘッドライトの明かりを頼りに、道無き雪山を進みます。なんとも足の裏に伝わってくる感覚が不思議なのよ。ふわふわ浮いてるような、水の上を歩いてるような・・・。ただ歩いてて「気持ちいい」って感覚は、なかなか味わえないっすよね。こりゃ~ええわい!舞空術みて~だわ!



しばらく歩いておりますと、ガイドの隊長が足を止めます。

「ほら、これ。」

なんじゃろうかと覗き込みますと、動物の足跡らしきものを発見。聞いてみますと、ウサギの足跡だそうです。足跡の付き方からすると、新しいモノらしく、ひょっとしたら我々の足音に驚いて逃げたんじゃないかって話でした。あわや野ウサギとニアミスです!その後キツネの足跡も発見!しばし田中邦衛なみに呼び続けたけど、キツネ来なかったわ・・・。

ウサギの足跡発見!
こちらはキツネの足跡。

ロケの当日は残念ながらの曇り空だったんで、夜空に広がる星空は満喫できなかったんだけど、一瞬オリオン座が見えたよ。木と木の隙間からキラリ輝く星一つ。なかなかのロマンチコシチュエーション!こりゃ~もてポインツだわ。

気温は完全に氷点下なんだけど、10分も歩くと体も温まっていい感じ。それなりのダイエット効果もあるとみた。小1時間ほどの行程ではありましたが、130kgのシンちゃんもいささか萎んでるかもね・・・。

コケた・・・。



新感覚ウインタースポーツ「スノーシューイング」 子供やお年よりも出来ますんで、温泉旅行やスキー旅行のオプションで是非!!ただし、夜の雪山は危険も伴うので、必ずガイドさんをお願いしましょうね。楽しかったっす!!

見た目はいっぱしの探検隊!
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