3月もビッグイベントといえば??ホワイトデーと答えたあなたは、割と恋愛関係恵まれてるね?カレンダーの図柄的には「ひな祭り」なんじゃない?そう、今週はひな祭り&ひな人形をフィーチャーするドライブです。
以前この番組でも、村上の「町屋の人形様巡り」をご紹介しましたが、今回は南魚沼市・塩沢に行ってみます。雪国ならではの「雁木」と「切妻屋根」が続く街並みが郷愁を誘う「牧之通り」がその舞台。関越道・六日町ICから10分くらいで到着です!
約2年ぶりにお邪魔した「牧之通り」ですが、なんか印象が違う。なんか空が広くなったって言うか、日本じゃないみたいな・・・。よく考えてみたら電柱がない!全て地中に埋める工事が完成し、これから牧之通りをもっと盛り上げていこうって時期なんだって!しっかし、いかに電柱が景観を損なってるのかが分かったわ!
話は脱線しましたが、今回のメインはこの牧之通りで行われている「三国街道塩沢宿ひな雪見かざり」ってイベントっす!早速今回の案内人・射干の会(しゃがの会)の中島さんにお話を伺いましょう。
ここ牧之通りは、江戸時代は幕府の天領。交通通商の要地であり、江戸時代以前から栄える宿場町。当然老舗も多いのです。んで、そこに伝わる「ひな人形」を観光客のみなさんにお披露目しようじゃないかって事で始まった催しなんだって。
案内人の中島さんもお店をやってらっしゃっています。それこそ歴史を感じさせる町屋造りのお店は、いい雰囲気でございましたよ。中島さんのトコのお雛様がこれまた凄いのです!庶民にひな人形の文化が広まったのは、江戸初期の元禄あたりといわれていますが、まさにその頃のお雛様が飾ってあるのです!
これがまたどれもいいお顔しているのですよ。現代雛みたいにキリっとはしてませんが、どこかほんわかした柔らかいお顔なんだな~。しかも職人さんの手で一体一体作られているので、全て表情が違う。今にも話しかけてきそうなお顔立ちです。
ここで中島さんから聞いた「ひなトリビア」 江戸時代って~と、厳然とした封建社会。身分制度やしきたりも厳しい時代です。なので、ひな人形も身分によって材質や衣装に違いがあるんですと。
衣装なんかで見ると分かりやすい!衣装に金糸や煌びやかな布地を使っていれば「武家用」、逆に割と質素な衣装であれば「商人・庶民用」なのですと。だから古いお雛様を見ると、おおむねどういう人が楽しんでいたものか察しがつくのだそうです。へぇぇぇ~~~。
さて、老舗揃いの牧之通り。中島さんのご案内でお雛さま巡りです。お土産を買った「アオキ菓子店」のお雛様は、現代雛と塩沢つむぎ(?)を使った手作りの「つるし雛」。こちらの若奥様が作ったのだそうな。器用ですね~。
クリーニング屋のおばあちゃんのお雛様は、皇太子ご成婚記念雛&秋篠宮ご夫妻御成婚雛など、皇室関係の記念雛多数。御自身制作のいろんな人形も飾ってあります。
そんな中でも目を引いたのは、「鶴齢」でおなじみ青木酒造のお雛様。この「三国街道塩沢宿ひな雪見かざり」のポスターにもお顔が載ってるスター級のお雛様がいらっしゃいます。
我々もこのポスターを資料にここまで来たので、なんだか会いたかったスターに会った気分ですよ!こちらのお雛様も江戸時代のもので、衣装に金糸をあしらった豪華なものです。当時お武家の方から頂戴したものなのでしょうかね~。やっぱり気品というか、厳かなものを感じます。
村上の人形様とはまた違ったラインナップで、雛人形ファンならずとも楽しめるのではないでしょうか。
余談ですが、通りにある「さかいや」さんのラーメンは美味いぞ!ここ半年の内に食べたラーメンの中では、確実にBEST3に入る美味しさ!凄く丁寧にスープ作ってるのが分かるわ!
ヤンのお勧めは「ねぎラーメン」この時期体あったまってポッカポカになるよ!ひな人形見物の御共にどうぞ!!
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YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
「牧之通り」到着!電柱が無くなってる! | 案内人の中島さん。お店も雰囲気あるわ! |
江戸時代初期のひな人形。 |
こちらも江戸時代のひな人形。お顔がよろしいね~。 |
「さかいや」自慢のメニュー。 | お宅のひな人形も見物させてもらいました。 |
アオキ菓子店の手作り雛。 | 信金が蔵みたいな作りになってる。 サービスデイにはお茶の振る舞いも! |