2016.02.04 ON AIR
磐越自動車道 新潟中央IC
今週は、「工場見学ドライブ」で、新潟市中央区にある峰村醸造さんに行ってまいりました!
明治から続く、老舗の味噌メーカーであります。
もともとこの沼垂地区は、味噌・酒など、醸造が盛んな町だったんですと。
その歴史と技術をお勉強できるのが、峰村さんの味噌蔵見学なのであります!
なんと毎日4回やってまして、だれでも一人からでも見学できるそうです!
案内人は、味噌業界の革命家(?)志村さんであります!
この志村さんがお話上手!
内容を話してしまうと、みなさん行った時に面白くないと思うんで控えておきますが、実に丁寧&ユーモアに説明してくださいます。
アタシが特に興味をひかれたのは、古地図を使った昔の新潟市のお話と、こちらの建物の話。
峰村醸造の味噌工場は、江戸時代の建物と明治以降の建物が混在する、非常に珍しい造り。
全国からくる見学者にも、大変珍しがられているとのこと。
そんな話の最中、志村氏からのいきなりクイズ!!
「ここで問題です。この柱を境に、こちら側が江戸時代の建物、こちら側が明治の建物。いったい何が違うんでしょうか?」
左右を見比べてみると・・・あきらかに違うのは、柱の数!!
ここでピーンときちゃったんだな~。
この前、群馬の富岡製糸場見にいててよかった!Aちゃんが答えます!
「トラス工法・・・。」
「・・・正解です!!初めてですよ、この問題に答えられたの!!」
いや~、アタシが答えたわけじゃないけど、光栄でございます!!
そうそう、明治以降このトラス工法を採用したことにより、広い作業面積を確保することが出来るようになったんでしたね!
味噌蔵も、でっかい樽を移動したり、大量の原料を運び込んだりするため、広いスペースが必要だったのですね~。
うんうん、勉強になったな~。
味噌の知識が十分蓄えらえたトコで、今度は直売所で試食タイム!!
峰村さんの主力商品・越後味噌の「赤」「白」「黒」の三食と、全国から取り寄せた厳選味噌2品を試食することが出来ます!
アタシらが行った時の厳選味噌は、愛知の八丁味噌&北海道の味噌。
それぞれ食べ比べてみると、面白いほどに味が違う!!
原料なんてほぼ同じだろうに、こんなに個性が出るのね!(八丁味噌は、原料がちょっと違うけど。)
紙コップのふちに、5種類の味噌をつけて試食するんだけど、これなんで紙コップ?って思うよね?
そのわけは、最終的に味噌汁にして飲んじゃうから!!
紙コップにだし汁を入れて、グチャグチャっとブレンド味噌汁を作っちゃう!(笑)
『こんな混ぜちゃって、大丈夫なんかな??』
って思いましたけど、これが存外に旨い!!
味噌ってブレンドするもんなんだぁ!!
「ここで売っている味噌は、量り売りなんで、割とブレンドして買っていく人多いですよ!」
なるほど~、オリジナルブレンドのマイ味噌汁・・・この辺はコーヒーとかに通ずるもんがあるな。
志村さんの話術と、試食の衝撃で、ヤン気まレギュラー陣も、大量にお買い物してきましたて。(笑)
おまけ!
小腹が減った方にはこちら!!
直売所の向かいには、蔵を改造した飲食スペースがありますよ!
糀を使ったドリンクや、味噌・糀を使ったお食事が味わえます!
アタシも特製ブレンド味噌で煮込んだ「モツ煮」を食べました!
なんかビーフシチューみてで、めっちゃ美味かったよ!
これから味噌は・・・ブレンドの時代だな。(笑)
THIS WEEK'S DRIVE POINT
DRIVE POINT 01
峰村醸造
新潟市中央区明石2-3-44