18年11月15日 ONAIR
自動的に最新のヤンの気ままにドライブを入手するには、左のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。 ※iTunesはこちらからダウンロードできます |
YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
この時期の楽しみと言えば、新米のコシヒカリです!
今週は、新米が味わえると同時に、いろんなお米の勉強ができちゃう所をご紹介します!
やってまいりましたのは、南魚沼市・塩沢にあります「お米の学校」です。
ご案内いただくのは、NPO南魚沼もてなしの郷の宮田さんです。
「こちらではどんなことができるんですか?」
「みなさんには後程、ぬか釜での炊飯体験をしていただこうと思うのですが、その前にコシヒカリについて勉強しましょう。」
まずは南魚沼産コシヒカリについて。
「ここに並んでいるのが全て南魚沼産コシヒカリなんですが、全部味が違うんですよ。」
同じ産地でも、土の作り方や肥料の種類で、全く違う食味になるらしい。
「隣の田んぼやってる人にも、その辺のコツは教えないらしいですよ。」
何十年も研究してきた成果だもんね、それはそうか。
「こちらは、食味検査の機械になります。」
われわれがよくNEWSなんかで目にする「食味検査」って、エラそうなおば様方がお米を食べて評価するってヤツですが、ここに置いてある機械はその前段階の評価をするためのもの。
お米に光をあてて、その成分を検出するんだって。
「タンパク質の含まれる割合によっても、味がかわるんですよ。」
う~ん、稲作って思ったよりずっと科学なんすね。
その他にも、収穫した稲が出荷されるまでの流れを展示したものや、1俵の重さを体感できるモノなど、見どころや注目展示が目白押しっす!
さて、一通りお勉強も終わったので、いよいよ「ぬか窯炊飯体験」です!
「昔はこの辺のお家には、一家に一台くらいあったんですけどね~。」
という「ぬか窯」ですが、アタシは初めて見る代物です。
見た目は、昔の薪ストーブみたいな感じでしょうか。
ただし、天板がなくって、そこにお釜をのせるようになっています。
「じゃあまず燃料を入れます。中がドーナッツ状になってると思いますが、外側にもみがらを入れてください。」
ドーナッツの外周部分に、もみがらをたっぷり入れます。
「続いて、真ん中の部分に杉の葉っぱを入れてください。」
この杉の葉が着火剤の役目を果たすらしい。
実際よく燃えるし、火力も結構強いんだわ。
「物凄いケムリ出てますけど、宮田さん大丈夫っすか?」
「・・・あっ!換気扇入れるのわすれてましたね!」
おいおい!(笑)
ほんの数分の間に、お米の学校がバルサンたいたみたいになっちゃった!(笑)
もっとも、燃焼係のKさんが、不完全燃焼させたのも問題だったんすけどね。
その後、宮田さんの奮闘が実って、2升の新米がおいしく炊き上がりました!!
お隣の食堂スペースで、いざ実食です!
目の前には、南魚沼が誇る「ご飯のお供」も並んでいます。
では、お釜を開けてみましょう!
「うわ~~~!!うまそう~~~~!!」
お米が立つってこのことなんか!
つやつやピカピカのお米が綺麗に炊き上がっております!
んじゃ、アタシまずそのまんまで・・・、
「うわっ!うまっ!!」
香りのよさと、噛めば噛むほど味わえる甘味、硬さも丁度いいわ!
「いや~、これホント美味いっすね!!」
お内裏様もご機嫌であります!
最初はプレーンで、2杯目は漬物で、3杯目はTKGで、みんなペロっと3杯食べちゃいましたよ!
特に感動したのは、南魚沼の地鶏の卵のTKG!!
黄身がなかなか混ざらない、しっかりした卵なんだが、味のほうも物凄いしっかりしてる!
アタシ史上最高のTKGかもしんない!
新潟に住んでると、お米が美味いのはもはや当たり前に感じちゃってるけど、やっぱ本場の方が本気になって提供する米ってのは、はんぱない感動がありますよ!
当日は、台湾からの観光客の方々が多数来ていましたが、みんな「うんうん」うなりながら食べてましたよ!
ドライブポイント:お米の学校
住所:南魚沼市塩沢229-1