2019年9月19日 ONAIR
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今週は、上信越道全線開通20周年を記念して、長野県の小布施町をドライブ!
上信越道・小布施ICをご利用ください!
小布施町は、特産の「栗」が一押しのようで、「栗の小経」を通ってまずは「北斎館」へ!
葛飾北斎最晩年の作品が展示されています。
ただ・・・この日はちょうど展示の切り替え時期で、今見れるものはわずか!
「ヤン・・・資料やったろ?見て説明して!」
今日は職員さんも忙しくて、相手にしてもらえません。
しかたないのでアタシがご案内しましょう!
「時におたきちゃん、北斎といえば?」
「浮世絵ですよね?」
そう!みなさんもそういうと思います!
だが、ここで見れるのは、北斎の貴重な直筆画!
小布施のお祭りで使われている山車の天井画が、北斎作なのだ!
「残念ながら模様替えの都合上、今日はこれしか見れません!」
まあしょうがない!
展示室の中に入ってみますと、
「うわ~!でかい!」
「きれいですね~!」
立派な山車が2台並んでます。
村上のおしゃぎりとはまた違う立派さ!
彫刻や絵が素晴らしい!
1台の山車には「竜」と「朱雀」
もう1台には波浪図「男浪」と「女浪」が描かれています。
「浪の方は北斎っぽさを感じられますね。」
うんうん、富岳36景のイメージね。
全体の彫刻のデザインも北斎らしい。
やっぱ才能ある人は、なにやらせても凄いんだな。
ちなみに改修後は、北斎没後170年を記念して、東京の「すみだ北斎美術館」の作品を交換展示するそうです。
これぞ北斎!って浮世絵が鑑賞できる特別展!
11月10日までです!
続いては、秋の小布施グルメ!
この時期しか味わえない、名産の「栗」を使った超有名な和菓子です!
先程の北斎館と目と鼻の先、栗菓子の名店「小布施堂・本店」です。
ここで召し上がるのが「朱雀」っていう栗菓子なんだけど、超人気らしい。
毎年この時期にしか食べられない上に数も限られています。
しかも我々が行った日が、ちょうど解禁日!
「毎年整理券をもらいに長蛇の列ができるらしいよ。」
とのIこうさん情報だったので、朝一番で整理券はGET済み!
ただ、行列は無かったけどね。
では、時間になりましたので、小布施堂・本宅で召し上がりましょう。
この朱雀は、生ものという理由で持ち帰り不可、食べる場所も指定されてます。
座敷に通されて、朱雀を待っておりますと、なんかお客さんの雰囲気が・・・。
「なんか・・・みんな静かですね・・・。」
「上品な人ばっかなんかな。」
とにかくみんな静か。
もくもくと召し上がってる。
なぜだ?
「お待たせしました。朱雀です。」
「おお~~~~!」
見た目は大ぶりのモンブランみたい!
裏ごしした新栗が、そうめんよりも細くかかってます。
「おたきちゃん、これ食べたかったんだよね?」
「はい!」
「どうぞどうぞ!」
おたきちゃんがそそられるのも分かるわ、見た目は完璧だもん!
「ん・・・栗ですね。美味しいです。」
そう!この裏ごしされた栗なんだけど、砂糖やらクリームやらは全く使われてないので、もろに栗!
中心部に栗餡があるのですが、そこにたどり着くまでずっと栗!
「確かに栗好きな方にはたまらないでしょうね。」
「早く食べて、これ1500円もするんだから。」
これ1500円もするの!?
そりゃ~残せないな。
ただな~、これ結構苦戦するわ~。
とにかく量も多いんで、3口くらい食べると、口の中の水分全部もってかれる!(泣)
とにかく栗餡にたどりつくまでひたすら口の中モサモサ!
んでもって、栗餡の量もすくね~!
一口食べてお茶飲んで、一口食べてお茶のんでの繰り返し。
さっきから誰もしゃべってない!(笑)
もうね、食べるのに全力を尽くさなきゃいけないのよ。
そりゃみんな無言になるはずだわ。
「どうっすかみなさん、朱雀は?」
「・・・うん。」
「・・・うん。」
押して計れってことか?
これはアタシの個人的感想だけど、これって美味いんかな?
主食が主に栗でございますっていうホンドリスみたいな嗜好の方には堪らないのかもしれませんが、アタシには理解できなかったな・・・。
ただ、秋の小布施を代表するグルメですので、話のタネに是非どうぞ!
あなたには合うかもしれません!
ドライブポイント:北斎館
住所:長野県上高井郡小布施町大字小布施485
ドライブポイント:小布施堂 本店
住所:長野県上高井郡小布施町大字小布施808