2020年9月17日 ONAIR
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残暑厳しいこのところ。
少しでも涼しく、心身ともにリフレッシュできる場所に行ってみよう!
向かいましたのは、関越道・越後川口ICもしくは石打丸山ICから約50分、十日町市松之山の「美人林」です。
新潟を代表するよな映えスポットですよね?
この涼しげな空間で、心と体をリフレッシュできる「心美人ハイキング」という人気の体験プランがあるそうです!
ご案内いただくのは、「里山のめぐみ案内人の会」の村山さんです。
村山さんは、元校長先生ってことで、教えるのがとっても上手!
「この涼しげな空間で、心も体も美しく・・・ってことで、心美人ハイキングなんです。」
なるほど、いろいろ汚れてますからね我々。w
では、ご案内いただきましょう!
森の学校キョロロを出発して5分、美人林到着です!
「うわ~~、きれい!」
「なんかカレンダーとかで見たことある~!」
すらっとしたブナが美しい、まさに美人林であります!
「この美人林・・・中に自由に入っていいんですよ。」
マジか!?
通常だとこういう場所って、遊歩道以外立ち入り禁止!とか、
植物に触ってはいけません!
って決まりですが、ここは地主さんのお考えで、自由に立ち入りしてOK!
なんだったら、木に抱きついてもOKだそうです!(かと言って、植物を乱暴に扱ったり持ち帰ったらダメよ!)
「ぱっと見て、なんか気づいたことありませんか?」
なんだろ?
「通常のブナ林と比べると、木が密集していて、すらりとしてるでしょ?」
たしかに、うっそうと茂った感じは無いね。
「今から100年位前に、ブナの実が大量に実ったことがあって、その種から育ったのが今の美人林なんです。」
ほほ~、じゃあこのブナはほとんどが同級生か~。
だから、木の大きさや太さが揃ってるのね。
「ヤンさん!ちょっとここに寝転んでみて!」
この後レストランに行く予定なので、地面に寝そべるのはご遠慮させてもらいましたが、空を眺めてみます。
「ブナの葉越しの空もいいでしょ?」
いいね~~~!
ブナの葉の緑から、真っ青な夏空!
「ヤンさん!これが、ブナの赤ちゃん。」
「ヤンさん!これなんだと思いますか?これが、ブナの種!」
「ヤンさん!この木をこう・・・丸めて・・・柔らかいでしょ?これが雪国の木の特徴なんですよ。」
とにかく、村山さんの美人林&ブナへの知識が広い!
なにか質問する前に、どんどん説明していただける!w
飲み屋さんで、ちょっとした美人林うんちくを語れるくらいの知識が付いたあたりで、映えスポット到着!
美人林の中にある池の写真見たことない?
あそこですよ。
池の大きさは、直径10mくらいかな?
想像してた池より小さく感じる。
「この池は、もともと何に使われていたでしょう?」
クイズ?
「う~~ん、普通に考えれば灌漑用のため池?」
「正解です。」
よく見ると小さい沢になっていて、池の下は麓の田んぼに通じているそうです。
「子供のころ、こういう池の栓を抜きに来るおつかいをしてたもんです。」
今や観光地と化してますが、昔はもっと生活に密着してたんすね。
そもそも美人林も、一般的な里山だったそうですが、炭を作るために木を切ったタイミングでブナの一斉発芽!
偶然から生まれた絶景なのだそう。
管理は相当大変そうですが、この奇跡の絶景、いつまでも守っていただきたいもんですね!
ドライブポイント:美人林
住所:十日町市松之山松口1712-2