2022年1月27日 ONAIR
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今週は、十日町のちょっと風変わりな美術館をご紹介!
関越道・越後川口ICから約40分「おとぎの国美術館」です。
この美術館は、吉澤織物・吉彩館2号館の3階。
着物の反物作ってる会社にあるのも十日町っぽい?
こちらの会社の偉い方の奥様が、作品を作ってらっしゃる・紙ねんど作家の福崎礼子さんです。
今日は先生自らのご案内です。
「「「よろしくおねがいしま~す!」」」
「よろしくお願いします。」
「こちらの美術館は、どういう美術館になるんですか?」
「はい、この建物が出来た時に、ちょうどスペースが空いているとのことだったので、私が作りためてきた作品を飾ったらどうか?ということで、私の作った紙粘土作品を展示している美術館になります。」
紙粘土作品専門美術館って、おそらく全国的に見ても珍しいんではなかろうか?
入口入ってすぐ正面に、いきなり大作が!(と言いつつも、この後も大作多数!w)
「こちらは、源氏物語ですね。」
源氏物語の名シーンを紙粘土人形で再現した作品。
全部で・・・50体くらいはあるのかな?
場面によっては、背景や小道具も一緒に作られています。
「作る作業よりも、色々調べたりする方が時間かかるんですよね。」
衣装や時代考証にもこだわる先生です。
「あっ!これは・・・上杉謙信公ではないですか!?」
謙信公と白馬が並び立つ作品は、高さ50cmくらい?
「リアル~!」
「馬の血管まで再現されてますよ。」
紙粘土でこれだけのリアリティーを出すって・・・スゲ~!
「ん?これも紙粘土?」
1.5m四方の板?キャンバス?に描かれた阿吽の像。
「そうですね。となりの龍も紙粘土ですね。」
紙粘土作品って、せいぜい人形位のサイズだと思ってましたが、この先生はなんでも作っちゃう!w
どうやら色んなコトに興味が向いちゃう性格らしく
「これは和紙を使った人形ですね。」
「これは球体関節人形になります。」
「こちらは、昔遊んだ風景を(絵画風に)表現した作品です。」
面白い!と思ったら、手を出しちゃう!
実にバリエーション豊富な作品が楽しめます。
さらに別室には、「メルヘンの森」もございます。
「ここは、趣味っていうか・・・。」
メルヘンっていう共通点はあるものの、この森も作風がカオス!w
お城があったり、映画のキャラがいたり、昭和の風景があったり・・・。
「今一度確認しますけど・・・・これ、全部先生が作ったんすよね?」
「・・・はい。」
むうう、一体どれほどの年月を人形制作に費やしたのであろうか・・・。
おそらく全国的にも珍しい「おとぎの国美術館」
みなさまもその世界観に触れてみてはいかが?
ドライブポイント:おとぎの国美術館
住所:十日町市昭和町1丁目8-5 吉彩館2号館 3階