2022年5月19日 ONAIR
自動的に最新のヤンの気ままにドライブを入手するには、左のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。 ※iTunesはこちらからダウンロードできます |
YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
今週は、魚沼市の重要文化財へGO!
関越道・堀之内ICから約30分「目黒邸」です。
須原スキー場のほぼ隣っすね!w
今日はボランティアガイドさんをお願いしています。
「星さん、よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします。」
目黒邸は寛政9年に建てられた茅葺屋根、寄棟造の建物。
「いわゆる豪農の館って認識であってます?」
「まあそうですね。割元庄屋っていう庄屋さんを纏める庄屋さんですね。」
おお~!そりゃスゲ~!
たしかに屋根構えもスッゲ立派!
「入母屋造という造りで、屋根が千鳥破風。あそこに縣魚がついてるの分かります?」
よく分かりませんけど、立派なのは十分理解しました!w
そのまま表中門から室内へ。
「ここは土間ですね。」
今はコンクリートになってますが、当時は土を固めた土間。
表中門から入って左側が使用人さんたちのスペース。
右側が役所みたいな機能をもった部屋とその奥が家族のためのスペースになってるそうです。
使用人スペースは囲炉裏が設置された板の間、2階もあるな。
ここでモモちゃん、気になる部分を発見。
「あそこの奥って?」
「あそこで馬を飼ってたんですね。」
!?室内で馬!人と一緒に!?
「ちょうど馬の上の部屋が使用人が寝る部屋になってまして・・・。」
いや、クッセろ!安らかに眠らんねろ!
さらに言うなら、夏場はともかく豪雪地帯の須原で暖房器具が囲炉裏のみ!
極寒の真冬に土間で作業するのも切なかったろうな~。
どうやら当時の労働環境は、お世辞にも良いとは言えない様子です。
では、土間を挟んで反対側のスペースへ。
土間に近い部屋は役所機能を兼ねているようです。
「この部屋で番頭さんが年貢の管理をしたりしていました。」
お~番頭さんいたんだ。
「で、ここが番頭さんの部屋。」
箪笥階段上った中二階みたいなトコが番頭さんの個室。
個室っても今でいうロフトみたいな部屋っすよ。
番頭さんまで上り詰めてもロフト・・・やはり労働者には厳しい時代のようです。
次の槍の間まで行くと、
「ここの引き戸、ちょっと違いますよね?」
いわゆる雨戸っつ~の?
板戸なんだけど、言われてみれば他の箇所よりちょっと豪華?
「ここが役人達を迎える玄関になるんですね。」
なるほど、表には縁が張られてるわ。
玄関だけでも、使用人用、通用、来客用と3っつもあるんすね。
「ちなみにこの家には、釘が一本も使われてません。」
昔は大庄屋であろうとも、農民は釘を使っちゃダメだったんですと!
逆に釘無しでこんなお屋敷建てられる当時の技術に驚き!
さらに奥に進むと、家族のプライベートスペース。
「この奥から明治以降に増築された部分ですね。」
さすがに明治になると建築技法も制限がありませんので、豪華さも跳ね上がります!
客間なんか凄いよ!
家の中に家がある!みたいな造りになってるし茶室はあるし!
明治のころのご当主が、相当ハイカラな方だったらしく、新潟でもいち早く電気の導入をされたのだとか。
「電気を引くために、水力発電所作ったり、ドイツから配電盤を輸入したり・・・。」
ちなみにその配電盤は今も健在!
「これを目当てに来られる方もいますね。」
確かにめったに見れない代物です。
それにしても本日ガイドの星さん、教えるのが上手い!
「もしかしてですけど星さん、元先生?」
「・・・あんまりバレないんですけど、そうなんです。」
やっぱな~!w
すっごく説明分かりやすかったもん!
ちなみにそんな出来るガイドの星さんですが、基本ガイド料無料!w
星さん、お金とっていいよ~~~!w
ドライブポイント:目黒邸
住所:魚沼市須原892