この時期だけ！淡い光の競演を楽しむ

今週は久しぶりの「夜」ロケです！
向かいましたのは、北陸道・大潟SICもしくは柿崎ICから約４０分、上越市大島区にあります「仁上ほたる公園」
そう！ホタル観賞なのであ～る！ｗ
なにせアタシ、まともにホタル見たことないんで超楽しみ！

ご案内いただくのは、仁上ほたるの会代表の樋口さんです。
長年に渡りこの地域でホタルが住める環境づくりをされてきた皆さんです。

「元々はこのちょっと下でほたる祭りやってたんだけどね～。」

今日ご案内いただく「ほたる公園」は、一からホタルが住める環境を作った場所で、今では名所として愛されているそうです。

本格的に散策する前に、樋口さんに聞いたホタル観賞のマナー！

①光厳禁！スマホなんかで撮影したくなる気持ちは分かるけど、ホタルにとって光はＮＧ！撮影基本禁止になっております。懐中電灯もダメっすよ！
②虫よけ禁止！蚊にさされるのを嫌がって、虫よけ（蚊取り線香など）を携帯していくのはＮＧ！
③ゴミ・吸い殻のポイ捨て禁止！ホタルは環境の変化に敏感！つか。よそ様のトコ行ってゴミ捨ててくるような輩はここに来る価値なし！

以上のルールを守って、ホタル観賞へGO！！

時刻は7時４０分くらいかな？
まだほんのり明るい状況。
なんとロケ日が夏至というタイミングの悪さ。ｗ

「もう少し暗くなると見やすいんですけどね。」

ホタル観賞にはピークの時間帯があるそうで、そのピークの時間の一つが午後８時。
それまでに暗くなってくれるといいけど・・・。

橋を渡って５分ほど歩くと・・・・。

「あっ、いましたね。」
「どこどこ？！」
「「「いた～～～～！！」」」

結構はっきり光るんだねホタル！
２～３秒間隔で明滅するホタルを発見！

「ゲンジボタルですね。葉の裏にとまってますね。」

よく見ると、周辺の低木に同じような光が多数！

「こんないるんすかホタル！？」
「ピークになるとこんなもんじゃないですよ。」
「クロちゃん、写真写真！！」

※特別な許可をいただいて、フラッシュなしで撮影しております。

「・・・・う～～ん、撮れない。」
「一眼レフじゃないと無理だね。」

こんなにハッキリ光ってんのに、写真には写らないのか！
しょうがないんで、樋口さんご提供の写真をあげておきましたのでご覧ください。ｗ

時刻は８時すぎ・・・・あたりも暗くなってまいりました。

「うわ～～～～スゲ～～～～～！！」

こんなの見たことない！
視認できるだけで数十匹のゲンジボタルが乱舞しております！
実際はもっと何倍も飛んでるんでしょうけど、視認できるものだけでも物凄いキレイ！

「いや～～素敵らね～～！」
「きれいですね～！」

クロちゃんもモモちゃんもうっとりしとります！ｗ

「じゃあ、ヘイケとゲンジの乱舞いきますか？」

そう！ここは、今ほどのゲンジボタルとヘイケボタルの両方が見れるのだ！

「見て違いってわかるんすか？」
「もうはっきり分かります。」

ゲンジボタルとヘイケボタルの違いは、明滅時間の間隔と光量。
ヘイケボタルの方が間隔が短く、光量も少ないとのこと。
以上に注意しながらヘイケさんを探します。

山を下って、田んぼ方面に来たその時！

「あっ！これ？これヘイケですか？」
「はい。」

は～～～～、これも綺麗ね～～～！ｗｗ
淡い光がチカチカ・・・。

「なんか数すごくね？」

そうなんすよ、ヘイケボタルの方が圧倒的に数が多い！
光の一つ一つは弱いけど、数が多いんでイルミネーションみたいに見える。

そこに！

「上見ると、ゲンジボタル飛んでますね。」
「「「おおお～～～～～！！」」」

これが源氏と平家の乱舞であります！
この光景を映像で伝えられないのが残念！
一応取材で使ってるカメラで撮影はしたんですが、なかなか上手く映ってくれないんだなぁ～。
みなさんも行ってみて！感動すっから！

帰るころには駐車場に車が満杯！！
カップルが多いね～～！

じゃあ、樋口さん。最後に一言！

「ほたる公園はフラッシュ禁止ですけども、プロポーズはＯＫです！」

　ｗｗｗ