2024年10月3日 ONAIR
自動的に最新のヤンの気ままにドライブを入手するには、左のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。 ※iTunesはこちらからダウンロードできます |
YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
今週は「芸術の秋」
自然の中にたたずむ、隠れ家的美術館でアートを堪能したいと思います!
向かいましたのは、北陸道・大潟SICから約5分、上越市頸城区にあります「樹下美術館」
「あら~、おしゃれ~。」
お庭もきれいに手入れされてて、かわいらしい建物ですね~。
ご案内は館長の杉田さん。
「ここはどういう美術館になるんですか?」
「齋藤三郎の陶磁器と倉石隆の絵画を常設展示している美術館になります。」
お二人とも上越にゆかりの作家さんなんですって。
「これらが・・・倉石さんの作品になるわけですね。」
「そうです。」
聞けば展示されている作品は全て館長のコレクションなのですと。
なので、作品に関する思い入れも深いし、解説がまた詳細!
館長の話が面白いから、絵を眺めてても楽しくなっちゃう。
アタシなんか絵の見方も分からんから、
『なるほど~、芸術方面明るい人は、そうやって絵を見てんのか~。』
って勉強になりましたよ。
んでその倉石作品なんだが、ほぼ人物像なんだよね。
「表情が良いでしょ。」
そうなんさ、表情が実にいい!
館長に言われたからじゃない!表情が実にいい!w
アタシ一番好きになった作品が「みつめる」ってやつなんすけど、この表情が実にいい。
もう美術館入ってからずっとこの絵と目が合ってたんすよ!
「おっ、ヤンさんいいの選びましたね~。これは、作家本人なんですよ。」
「「「おおお~~~!!」」」
この人が、倉石隆先生なんか~い!w
へ~、なんか倉石さんと波長合うかもな~。
倉石さんの絵画が展示してある奥のスペースは、現在企画展を開催中。
「知り合いのご夫婦の水彩画ですね~。」
水彩画ももちろんキレイなんだけど、まず目が行くのが部屋自体の美しさ。
なんか結婚式でも出来るんじゃね~の?って雰囲気よ。
白塗りの壁の奥が一部ガラス張りになってるんで、優しい外光が室内をいい感じに照らしてます。
「いや~、この部屋もいいっすね~。」
ここは普段、齋藤三郎さんの作品が展示してあるらしい。
齋藤さんの陶磁器も見て見たかったな~。
「あっ、ひとつありますね。」
えっ?あるの?で見せてもらったのが、ザクロの壺
そうさな~、直径30cm以上はありそうな丸みを帯びた大ぶりな壺。
赤い染料でザクロが大胆に描かれています。
アタシ全然芸術方面分からんけど、この壺からは得体のしれないパワーを感じたわ。
館長のお父様がそもそも齋藤作品を収集されてて、それを館長が受け継いだ(?)んですって。
親子二代にわたって魅了する作品・・・分かる気がします!
そしてもう一つ、樹下美術館の大人気スポットがカフェ!!
このカフェがね~、凄いことやってんのよ!w
普通カフェ行ったら、飲み物&食べ物注文しておしまいじゃん?
ここんちのカフェは、まずどのカップで飲むかを決めるのです!
それもマイセンだのロイヤルドルトンだの超高級カップよ!w
「マジすか!?お客さん緊張してガチャガチャなっちゃうんじゃないんすか?」
「今のトコ、お客さんで壊した人はいないですね~。スタッフはいますけど。」
まあお客さんもさすがに雑には扱えないもんね。
あっ、スタッフがいい加減に扱ってるって意味じゃないよ!w
ってことで、アタシはオールドノリタケでコーヒーを頂きます。
モモちゃんも体育もIこうさんも好みのカップでティータイム。
これが楽しくてね~。w
それぞれのカップを見比べたりしてるだけでも楽しいし、時折入る館長や奥様の解説もおもっしぇんさ!
こういうトコが人気なのか、取材中も女子達がどんどん入って来て、空席以外はほぼ満員状態。w
ちなみにカフェのみの利用なら、入館料は発生しないのでご安心を。
「ヤンさんから沢山ほめていただいて嬉しかったから、一つ差し上げたら?」
えっ?奥様?
なんですと?
アタシ遠慮しないんですよ?
いいんですか?
ってことでなんと!齋藤三郎作・湯?茶碗をいただいてしまいましたぁ~~!!!ギエ~~~!!!
湯呑もろたからには言わせてくれ~~!!
樹下美術館は、建物も作品もカフェも館長&奥様も・・・最高だったぜ~~~!!!
ドライブポイント:レストラン インダス
住所:新発田市中央町1-2-2