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今週は、ものづくり体験!お邪魔しましたのは、三条市の「三条鍛冶道場」です!
そもそも「三条鍛冶道場」ってなんじゃ?長谷川館長に簡単に説明していただきました。
まず三条と言えば、金物の町!このご時世、機械化が進んでいるとはいえ、優秀な職人さんが支えているのも事実!
現在10人の伝統工芸士がいて(AKBで例えるなら神7)、後進に技を伝えています。一人につき一枚ポスターが飾られてるんだけど、正に神級の扱いよ!
んで、その神々の技を伝承&啓蒙しようって施設が、三条鍛冶道場なのであります!
なんと、年間にすると万を超える来場者が訪れるそうな!
さまざまな体験も出来るのですが、今回我々がチャレンジするのが、ペーパーナイフの制作!
これが結構本格的!!
いわゆる五寸釘から、ペーパーナイフを打ち出すのだ!
ご教授願う師匠がお二方いらっしゃったのだが、お二方ともかなりのベテラン!片方の師匠は御年91!!この師匠がまた厳しい!!(笑)
まず、第一工程。五寸釘を熱して、ハンマーで打って、ぺ-パーナイフの形にしていくんだが、
「もっと力こめんとダメ!!」
「遅いから、鉄が固くなってしまったろ!!」
「平らにうたねすけ、へこんだろ!!」
まぁ~厳しい指導です。
1000度を超える温度で熱してるから、五寸釘なんか真っ赤っかになってるわけよ!多少こっちも腰引けますがな!!すると、
「ダメ!!ちょっと貸して!!」
最終的には、ほぼ師匠にやっていただきました・・・。これがまたさすがの技術!!
俺、簡単に言っちゃったけど、五寸釘を成形してペーパーナイフにするって大変よ!ただ平たくすればいいってわけじゃないからね!
刃の方は薄く、背の方は厚く。当然デコボコになってちゃマズイ!
鉄が熱いうちに打たねばならんので、ある種スピードも必要!
こりゃ~、素人にはなかなか厳しい!でも、この難しさにはまって、何度も足を運ぶ御仁も多いとか・・・。なんとなく「道場」のネーミングにも納得であります。
形が出来たら、今度は刃を作ったり、全体を綺麗にする「磨き」の作業です。
高速で回転するドーナッツみて~なガンに、紙やすり的なものが巻いてあって、それに先ほどのペーパーナイフを押し当てて磨いていきます!
ここでも師匠は厳しい!!
「ここしっかり持ってね~と、手もってかれるよ!」
「そうじゃね!こういう風に回すの!!」
「バカ!!貸して!!」
結局この作業も、ほとんど師匠にやってもらいました。(笑)
ただ、この厳しい師匠も、なぜかさっちゃんにだけは甘い!!
一人だけ態度が明らかに違う!!磨きの作業も、後ろからさっちゃんに手を添えて、実に丁寧に指導していらっしゃる!
職人としての腕も、男としても、まだまだ枯れない91歳ですわ!
出来上がったペーパーナイフは切れ味抜群!!
とてもさっきまで五寸釘だったとは思えない出来栄え!
普段ペーパーナイフなんか使う習慣ないんだけど、早く封筒が届かないかと楽しみになりましたわ。
ドライブポイント:三条鍛冶道場
住所:三条市元町11-53