2023年5月25日 ONAIR
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今週は、北陸道・三条燕ICから約30分、豪農の館・椿寿荘におじゃまします!
ご案内は、館長の樋浦さんです!
まずここ椿寿荘はどんなトコなのか?
いわゆる豪農の館ってヤツみたいですね。
「新潟に5つあった豪農、田上の田巻家が造った建物です。」
この田巻家ですが、分家にあたる原田巻家のことらしい。
「1879年、7代目の当主が不況で仕事の無い小作人に働いてもらうため、当時日本三大名人といわれた宮大工・松井角平に依頼して建てた離れ座敷が椿寿荘です。」
なんか迎賓館としての意味合いもあったようで、各所にお客様への配慮が見られるそうです。
では、内部にご案内いただきましょう!
「まずここが薬医門です。」
さすがに門から立派です!
元々は別の場所にあったものを移築したそうです。
「この屋敷は、釘を一切使わないで建てられてるんですよ。」
たしかに、見える範囲では釘を発見することはできません。
どんげして組んでいったんすかね。
あと、注目すべきは使われている木材ですよ!
「この板は、欅の一枚板を使っています。」
「ここのクスノキの一枚板を使っています。」
随所に銘木が使われてて、今の値段にしたら・・・玄関の板材だけで家一軒分くらいの価値あるんじゃないかな?
そんな玄関をあがると、いよいよ大広間へ。
「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~!」」」」
圧巻の大広間と、そこから見える庭!!!
我々が行った時は、ふすまが全部取っ払った状態だったので、学校のプールくらいの広さある!
ここにお客様集めて、盛大に宴会なんかが行われたのでしょうか。
「この欄間もいいでしょ?」
楠の一枚板を使った、菊の透かし彫りの欄間!
「これもハンパじゃね~な!」
こんなん現代ではもう作れないんじゃなかろうか。
そして、この広間から眺める日本庭園が凄い!!
「庭に石がず~っと敷いてあるでしょ?これは川の流れを表しているですよ。」
いわゆる枯山水の庭園だそうで、奥から2本の川の流れが合流しているさまを表現しているそう。
なんとこのお庭・・・降りていいんです!
もちろん歩いていい場所と悪い場所があるんで、館長さんに許可とったうえで歩いてくださいね。
んでもって、この素敵なお庭を眺めながら、ランチが楽しめるのです!
前日の16時までに予約すると、奥次の間で田上の名店が提供するランチが食べられます!
我々がラッキーだったのは、今の時期に行ったこと!
田上の名物と言えば?
そう!タケノコ!
この日のランチはたけのこご飯だった~~~!w
もう大好き~~~!ww
「いや~~うまいっすね~~!」
「昔の客様もこんな感じでお料理食べてたんですかね~。」
ちなみにランチの内容は季節によって変わります。
もちろんお庭の景色も変わります。
みなさんもお好きなシーズンに行ってみてください。
ドライブポイント:椿寿荘
住所:田上町大字田上丁2402-8